橋梁補修工法における断面修復工法の増厚について

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橋梁補修工法における断面修復工法についての質問です。
比較的実績が多い工法として、修復対象箇所のコンクリートをはつり取り、断面修復材としてポリマーセメントモルタル(PCM)の充填が上げられます。
このとき、既設鉄筋のかぶり厚さが不足している場合の対策について、二つの方法を検討し基本方針を決定し関係者の指導に努めたいと考えています。
なお、かぶり厚さ不足とは、道路橋示方書・同解説に部材の種類毎に定められた鉄筋の最小かぶり(30mmや35mm)をいいます。
一つ目の方法は、道路橋示方書・同解説に基づき最小かぶり厚さを確保するものです。この場合、修復面は、既設構造物面より数cm突起することとなります。
この数cmの突起物は、剥離の実績やおそれがあると認識しています。
二つ目の方法は、道路橋床版の維持管理マニュアル2016付録に記述された「下面増厚工法」の考え方を準用して、既設構造物面と鉄筋との残かぶり厚さが10mm以上あれば、
修復面は既設構造物面に合わせるものです。ただし、道路橋床版の維持管理マニュアル2020では、下面増厚工法のかぶり厚さ10mmの考え方が削除されたようです。

そこで、改めて質問いたします。
道路橋床版の維持管理マニュアル2020から下面増厚工法のかぶり厚さ10mmの考え方が削除された理由をお聞かせ下さい。
また、修復工法の基本は、一つ目の方法である最小かぶり厚さ確保でしょうか。

長文の上、乱文、乱筆で大変恐縮ですが、何卒ご教示くださいますようよろしくお願いいたします。

コメント

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直近で受講した講習会で(有名)講師が「凸補修は望ましくない」と言ってましたね。
私は過去に凸補修を提案したことがありますが、今、やるとすれば、防錆剤または表面保護工を単独または併用するだけで断面修復はしません。
10mmかぶりだったら、遅かれ早かれ剥離すると思います。

マニュアル2020版から削除された理由は存じ上げません。

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基本的に突起になるような補修はどこでもされてないと思います。

理想としては鉄筋位置を修正して平らに充填するのがいいです。
ただし、現実として難しいので鉄筋に防錆処理(ZRC・ローバル・かため太郎等)をしたうえでかぶり不足のまま充填するのが一般的です。

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突起補修はやっていますよ。
全国的な件数は不明ですが…。

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やるわけないやろ
写真見してみろ

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私も突起補修しました.
かぶり不足の帯筋に対してです.
補修後の橋梁外観は肋骨状に補修跡となりました.
地図アプリで確認できます.