橋梁の耐震について

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技術者ではない一般の人から、橋は震度いくつまで耐えられるの?と、聞かれたとき、皆さんはどのように答えていますか?私は様々な条件が頭をよぎり、わかりやすく説明することができません。
参考にご意見聞かせてください。

コメント

ユーザー 虹製品屋さん の写真

私が説明するとしたらでお答えさせて頂きます。
道路橋示方書の記述も利用しています。

一文で説明するのであれば、
「今までの地震の振動を使っているのでそれと同じ揺れ方の地震がきても大きな問題にはならない程度だと思います。」

もう少し補足するのであれば、
「まず、橋などを設計するときは震度は使いません。
なぜなら、地震にはプレート型・直下型、早い振動・遅い振動など様々な揺れ方があるからです。
我々が耐震の設計をするときは、タイプ1とタイプ2で2種類の地震の振動を使います。(Lv1もありますが混乱しないためにも省略)
タイプ1は、東日本大震災のようなプレート境界型の地震。実際の設計では大正12年の関東地震の地震動の記録を基にしています。
タイプ2は、阪神淡路大震災のようなM7級の内陸直下型地震。被災地3か所の土の種類を使って検討します。」

色々言いたいことはあると思いますが、このくらいで良いのではないかと思います。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

建設年代までに起こった地震には耐えられるように作られています。
ですから、最新橋梁は現在最も地震に耐えられる橋梁です。
旧い橋梁も最新基準に合うように補修されていますが、最新橋梁の7割くらいの耐力しか無いです。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

皆さん、色々とご意見ありがとうございました。
それぞれの観点、参考にさせていただきます。