インフラ整備70年 講演会(第48回)~戦後の代表的な100プロジェクト~

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インフラ整備70年 講演会(第48回)
~戦後の代表的な100プロジェクト~
伊勢湾岸自動車道の建設
新たな橋梁技術を駆使して名古屋港を横断し新東名と新名神を連結する

■日時:2024年2月27日(火)15:00~17:00
■会場:オンライン(Zoomウェビナー/定員:1000名)
■会費:無料
■申込・詳細:https://www.jcca.or.jp/infra70new/reserve/ 
■主催:(⼀社)建設コンサルタンツ協会
■後援:(公社)土木学会
■講演内容:
1.計画・建設の経緯
2.特徴的な橋梁
3.名港トリトン
4.名港西大橋の施工
5.豊田アローズブリッジ
6.トゥインクル
7.他の主な橋梁
8.整備効果・開通後の課題と対応
■概要:
当初は伊勢湾岸工業地帯の物流の効率化のため、渋滞する名四国道のバイパスとして計画され、
まず、世界最大級のスパンを持つマルチケーブルの斜張橋で名港西大橋が建設された。
耐風性・耐震性の検討に加え、世界で初めて確認された降雨時のケーブル振動への対処等は、
その後に活かされていく。
次に、名古屋港を横断する2橋が同様の形式で建設され、3橋で名港トリトンと命名される。
第二東名・名神高速道路が計画されると、これらを最短で連結する高速道路ネットワークとして位置づけられ、
名古屋二環、東海環状とも接続し、名古屋環状道路の一部にもなる。
木曽三川を横過する湾岸木曽川橋、湾岸揖斐川橋は世界初のPC・鋼複合エクストラドーズド橋形式で建設されてトゥインクルと命名され、
また、矢作川を横過する豊田アローズブリッジは、世界初の波形鋼板ウェブPC箱桁斜張橋形式で建設された。
技術者が、美しさと合理性を追求して新たな橋梁形式へ挑戦した記録を中心に紹介する。

<講演者>
川人 達男 (元日本道路公団静岡建設局長)
池田 博之 (元日本道路公団中部支社構造技術課長)
池田 光次 (中日本高速道路㈱執行役員名古屋支社長)
前川 利聡 (中日本高速道路㈱経営企画部長)
上東 泰 (中日本高速道路㈱高度技術推進部専門主幹)
田中 健治 (元㈱IHI設計部長)
<コーディネーター>
鈴木 辰夫 (鉄建建設㈱常務執行役員)