インフラ整備70年 講演会(第45回)「豊かな水源確保と大規模広域水道の実現」~ 神奈川県内広域水道企業団・創設事業 ~

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インフラ整備70年 講演会(第45回)~戦後の代表的な100プロジェクト~
「豊かな水源確保と大規模広域水道の実現」
~ 神奈川県内広域水道企業団・創設事業 ~

■日時:2023年11月24日(金) 15:00~17:00
■場所:オンライン(ZOOMウェビナー)
■詳細・申込:https://www.jcca.or.jp/infra70new/reserve/
■定員:1000名
■主催:(一社)建設コンサルタンツ協会
■後援:(公社)土木学会

■プログラム:
1.はじめに —企業団の概要—
2.広域水道への道と企業団設立
3.創設事業の概要と施設の建設 (貯水・取水・導水・浄水・送水施設)
4.終わりに —創設事業以降の歩み—
■概要:
 神奈川県内広域⽔道企業団は、昭和44年5⽉、県下の急激な⽔需要増加に対処すべく神奈川県、 横浜市、川崎市、横須賀市の4構成団体に広域的に⽔道⽤⽔を供給するために設⽴された。創設事業は、神奈川県⻄部を流れる酒匂川を⽔源として三保ダム、飯泉取⽔堰、県⻄部から県中央部に⾄ る約30kmの導⽔トンネル、3か所の浄⽔場、約108kmの送⽔管路などの⼤規模な⽔道施設を建設 するもので、計画1⽇最⼤給⽔量は1,454,800㎥である。 建設⼯事は昭和44年度から53年度の10箇年の⼯期をもって完成し、同48年7⽉に臨時給⽔、同49 年4⽉に⼀部給⽔を開始し、同54年4⽉には全量給⽔体制を整えた。 本講演では、神奈川県における⽔道の広域化の時代背景をはじめ、広域的な構想に基づく貯⽔、 取⽔、導⽔、浄⽔及び送⽔などの⽔道施設の建設について講演する。

■「インフラ整備70年」講演の⽬的:
20世紀後半から今⽇までの70年間は、我国のインフラ整備事業が最も広汎かつ⼤規模に進められた時期
で あり、現在の我国社会が享受しているインフラサービスの過半がその時期に新たに整備されたり⼤改
良を加えられたりした事業の成果そのものであるといって過⾔ではありません。それらの事業の記録はさ
まざま形で残されていますが、それに関わった⼈々の声を聴く機会は少なくなっています。
今般、(⼀社)建設コンサルタンツ協会では、戦後のインフラ整備事業の代表的な事例に直接、間接に
かかわった⽅々からその経験や⾒聞を講演していただき、それを記録することで、インフラ整備の意義や
携わった⼈々の偉業を、コンサルタント技術者にはもちろん、広く⼀般社会に伝えたいと思っています。
そのため、 (⼀社)建設コンサルタンツ協会本部に「戦後インフラ整備事業研究会」を設置し、各種の
事業の中から100プロジェクトを選び、インフラストラクチャー研究会の協⼒を得て、それらについての
講演会を開催するものとしました。