折れ点での計画高設定

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急傾斜地崩壊対策工事など、構造物や法面が折れ点で屈曲している設計データの3次元化についてご教示いただきたいことがあります。

Q1 擁壁や法面の高さについて
 擁壁高H=3.5m 起点から終点まで壁高に変化なし
 擁壁に勾配あり
 法面高H=7.0m 4段
 法面勾配 1:1.0

擁壁や法面に縦断勾配がある場合に折れ点で高さに矛盾が生じます。
擁壁の折れ点分で擁壁裾より擁壁天の長さが長い場合に、擁壁裾からそれぞれの測線の直角方向に横断線を引いくと片方では壁高が3.5m未満となり、もう一方では壁高が3.5m超となります。

この場合、片方は施工不足、もう一方は限界高を超える(場合がある)ことになります。勾配にもよりますが数cm程度なので2次元では無視できますが3次元データを作るとなると細かいところまで出来てきます。

この世な場合、どのような対策を行っているのでしょうか。

Q2 上記の場合の折れ点区間ないの測点の断面について
上記の「Q1」の場合、法面の段数が上に上がれば法面の延長が長くなり更に勾配が変わってきます。
測点では法高が各段7mになっていますが、測点で7mを確保すると法面に折れが生じます。2次元で考えいると気づきませんが、現地に丁張を入れると丁張が揃わず凸凹になります。3次元データ上で確認すると、折れ点から折れ点までの法面の面が一定でなく、各断面の位置で折れていることに気づきます。

このような場合、Q1と合わせてどのような対策を行っているのでしょうか。