コンクリート標準示方書記載の折り曲げ部定着長の考え方について

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コンクリート標準示方書の折り曲げ部定着長の考え方について質問させてください。

該当ページでは、折り曲げ部の曲げ半径を10Φ以上とした場合にR部分が定着長と見なせると記載があります。
その際、折り曲げ後のL字の短辺側も定着長に見込んで良いのでしょうか?
また折り曲げが10Φ以下の場合にはR部分も折り曲げ後の直線長も定着長に見込めないのでしょうか?
例えば擁壁の竪壁主鉄筋を底版に定着するといった場合には竪壁主鉄筋を底版に折り曲げて配筋すると思います。
その際でも曲げ半径を10Φ確保しなければ定着長を満足できなくなります。
旧建設省が出版していた書籍では、10Φ以下でもR部分を除いた長さで定着長を算出していました。

どなたかご存知でしょうか。
ご回答お待ちしております。

コメント

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折り曲げ部の曲げ半径を10Φ以上とした場合、折り曲げ後のL字の短辺側も定着長に見込んで良いのでしょうか?
R部+直線長で定着長としていいと思います。
また折り曲げが10Φ以下の場合にはR部分も折り曲げ後の直線長も定着長に見込めないのでしょうか?
直線長のみ定着長としていいと思います。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ご回答ありがとうございます。

追加でもう少し確認させてください。
コンクリート標準示方書2017制定のQ&A No.16を確認すると、以下のような質問回答があります。
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2017 コンクリート標準示方書 設計編 P350~の半円形フック長について
半円形フックを設ければ鉄筋の定着長算定値から10φを減じることができるとあります。
たとえば、この10φを減じるという考えを無しにして
フックの手前と先の直線部長の合計で定着長とするという考え方はありうるのでしょうか?
⇒考え方は,ありません.
フックの先の鉄筋を伸ばしても定着には関係ないのでしょうか?
やはり「半円形フックを設ければ鉄筋の定着長算定値から10φを減じる」がすべてでしょう
か?
⇒関係はありません.
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これは半円形フックだからということでしょうか?
前述の考えであれば、半円形の直線長も定着長として寄与する気がします。
それか半円形フックは特別扱いなのでしょうか?

何度も質問してしまい申し訳ありません。
ご回答お待ちしております。