せん断補強鉄筋の間隔

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せん断補強鉄筋につき教えてください
カルバート工指針や道路橋示方書に記載のせん断補強鉄筋量Awの算出式のうち,せん断補強筋の間隔s(道路橋示方書では部材軸方向の間隔)とは,ボックスであれば主鉄筋と直交した配力筋方向,
橋台では橋軸直角方向と考えていいいのでしょうか。いわゆる奥行1m当りで考えている場合には奥行方向の間隔で良いのでしょうか。
よろしくお願いします。

コメント

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認識合っています。奥行方向の鉄筋間隔です。
カルバート工指針 P.125 5-6-9「せん断補強筋は、軸方向鉄筋に対して直角または直角に近い角度に配置する鉄筋で…」とも記述あります。

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ボックスカルバートのせん断補強筋
 せん断補強筋は、スターラップともいわれるものです。スターラップは、横断方向の主筋を取り囲むように配置します。
スターラップの間隔は横断方向の間隔を言います。一般的なロ型とした場合せん断補強筋2本となり、せん断補強筋量Awは2本の断面積とします。
繰り返しとなりますが、せん断補強筋の間隔sとは、横断方向(主筋方向)に配置したスターラップの間隔を言います。
また、指針5.6.9でいう直角とは部材の厚み方向のことを言っているものと思います。- ご参考までに -

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間隔Sはボックス断面方向(主鉄筋方向)の幅となりますから,Awは幅S×奥行1m当りに必要な鉄筋量となるのですね,当方の認識は主鉄筋の間隔方向と考えていたので,真逆でした。危うく大きなミスをするところでした。ありがとうございました。

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橋台の場合、Sは設計断面の奥行方向(=竪壁では鉛直方向、底版では橋軸方向)の間隔です。

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間隔sは部材軸方向の間隔ですので、主鉄筋方向の間隔を意味します。
部材軸方向にAwの量のせん断補強筋が間隔sで配置されていると考えればOKです。