任意仮設での鋼矢板工について

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受注した工事での事で質問です。
鋼矢板設計は任意仮設となっており、図面にも参考図と表記してあります。
役所設計のボーリングデータでは、圧入鋼矢板長の4.0m付近と根入れ付近で、N値が55あります。
共に層厚では1.0mないくらいなのですが、積算ではジェット圧入となっています。
圧入の積算では、N値50以上は硬質地盤での積算となるはずです。
鋼矢板施工業者が近隣で施工実績があり、ウォータージェット(吐出量毎分900ℓ)では圧入困難と言われ
役所にその旨伝えたら、任意仮設なので設計変更の対象にはならないと言われました。
何故N値が50以上あるのに硬質地盤の積算としないのか伺ったところ、一部分のみなので
ウォータージェットで圧入できるとの設計コンサルの回答だと言われました。
この場合、先方の考え方は認められる根拠となるのでしょうか。
硬質地盤の圧入機で施工した場合、設計変更の対象とはならないのでしょうか。
どなたか、ご教授下さい。
宜しくお願い致します。

コメント

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現場条件により積算基準に合致しないのなら設計変更と思います。層厚が1m程度ですので圧入できるかもしれませんが、専門業者の施工実績からできないのなら無理だと思いますが。役所とは文書を交わして以下について協議すればいいのではないですか?
●現場条件から設計変更する(ただし当初設計がおかしいとなるので役所はしずらいかも?)
●N値55程度なら50との違いが微妙ですので、とりあえず設計図書どおり施工して、実際に圧入できない時点で設計変更するか。

私は存じないですが圧入機械の運搬費等が2重計上にはならないのですか?諸経費に含まれているのでしょうか?
また、ウォータージェットが適用できる土質の制約もあると思いますが、当初からOKなのですか?
硬質地盤クリア工法は標準歩掛にあるのですか?見積りですか。見積りなら、その手間も役所は煩わしかったのかもしれませんね。

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発注者が何を根拠に任意仮設と表現しているのか確認すべきだと思います。
鋼矢板で根入れ長を決めるのは土質条件および構造計算で決めているはずです。設計上必要な矢板長を決めて発注されているはずです。つまり指定仮設となるべきものです。
受注者は設計図書を精査し、現場条件等との違いを説明できる資料をもっていれば発注者は協議に応じる必要があります。
また、発注時の積算条件と現場条件が違えば任意仮設でも変更対象となります。
どちらにせよ金額に関わる変更が生じるなら説明資料は必須。それにたいする回答も文書で交わしましょう。