日本のモノづくり52の論点(日本プラントメンテナンス協会編)p.68に「価格半分、寿命半分、重量半分の電車をつくる」と題する論文があります。線路の設計よりも車両の設計の方を調べ直すべきではないのでしょうか。
ご指摘の設計思想は、JR東日本のものですね。 (ご注意戴きたいのは「価格半分、寿命半分、重量半分」というの は、「強度半分」を意味しないということです。必要と考える強度 については、確保するように設計する、という意味なのです)
それはさておき、
これまでの鉄道車両は、脱線や衝突時の荷重を想定して設計され ていません(一部の車両に、衝突時に運転士のダメージを軽減する ように自動車と同様の「車体を壊して衝撃を吸収する」設計がされ ていますが)
今後の方針として、やはり「脱線」については信号システムや 線路の保守、運転士の訓練などで回避すべきで、正面衝突に対する 強度(および乗客の安全確保のための方策)について考慮していく べきと個人的には考えます。
#もっとも、ラッシュアワーの満員状態の解消の方がもっと切実な #問題だと思いますが。
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#996 車両の設計思想
ご指摘の設計思想は、JR東日本のものですね。
(ご注意戴きたいのは「価格半分、寿命半分、重量半分」というの
は、「強度半分」を意味しないということです。必要と考える強度
については、確保するように設計する、という意味なのです)
それはさておき、
これまでの鉄道車両は、脱線や衝突時の荷重を想定して設計され
ていません(一部の車両に、衝突時に運転士のダメージを軽減する
ように自動車と同様の「車体を壊して衝撃を吸収する」設計がされ
ていますが)
今後の方針として、やはり「脱線」については信号システムや
線路の保守、運転士の訓練などで回避すべきで、正面衝突に対する
強度(および乗客の安全確保のための方策)について考慮していく
べきと個人的には考えます。
#もっとも、ラッシュアワーの満員状態の解消の方がもっと切実な
#問題だと思いますが。