SICEセミナー「モデル予測制御~最適制御の基礎から応用事例・ソフトウェアツールまで~」のご案内

セクション: 
|
トピックス: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

このたび,計測自動制御学会制御部門ではモデル予測制御のセミナーを実施します.
職場や大学での研究・開発などでモデル予測制御に興味をお持ちの技術者・学生・研究者の方におかれましては,是非ご参加をご検討ください.
(詳細情報:http://www.sice-ctrl.jp/jp/wiki/wiki.cgi/c/semi?page=mpc2019

主催:計測自動制御学会 制御部門

日時:2019 年 11 月 21 日(木)10:00~16:00(昼休憩1時間を含みます)

会場:新大阪丸ビル別館5階5-1号室
   〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18-22
   https://marubiru-bekkan.com/access.php
   新大阪駅東口(11番出口)より徒歩2分

概要:
 最適制御問題では,システムを望ましい応答とするために評価関数を設計し,最適化を行うことにより制御系が構成されます.しかしながら,非線形性が強いシステムでは,最適化のための計算量が多く,かつては実用が難しいとされていました.一方,近年では,計算機の高速化と数値計算法の改良により,実時間で最適化を行いながら制御入力を決定するモデル予測制御が現実的なものとなってきました.本セミナーではモデル予測制御の研究において世界的な第一人者である大塚敏之先生を講師に迎え,モデル予測制御の基礎から応用事例まで幅広く講義していただきます.
 セミナーの導入部では,モデル予測制御の基礎となる最適制御がどのような問題か,予備知識がなくてもイメージを持てるよう,例を挙げながら説明します.そして,数学的な定式化と最適制御が満たすべき条件の導出,主な数値解法について,考え方に重点を置いて例題も交えつつ丁寧に解説します.つづいて,モデル予測制御の問題設定と実時間数値解法,機械システムを中心とするさまざまな応用事例を解説します.これによって,どのような問題がどのくらいの計算時間で解けるのか,イメージを持っていただけます.さらに,複雑な問題を扱うのに欠かせないプログラミング自動化のソフトウェアツールについても紹介します.
 本セミナーは,モデル予測制御をどう使うかに重点を置き,問題設定から数値解法,応用事例,実装のためのソフトウェアツールまでを1日で学んでいただける構成になっています.研究・開発でモデル予測制御の適用を考えておられる技術者・学生・研究者など多くの方々のご参加をお待ちしています.

講師:大塚 敏之 君(京都大学)

定員:60名(定員になり次第,締め切ります)

参加費:正会員 10000円,学生会員 2500円,会員外 20000円,賛助会員枠 4000円

申込締切:2019年11月7日(木)

申込方法:
詳細につきましては
http://www.sice-ctrl.jp/jp/wiki/wiki.cgi/c/semi?page=mpc2019
をご覧下さい.

問い合わせ先:
SICE制御部門事業委員会:
松田 忠典(千葉工業大学) tadasuke.matsuda [at] p.chibakoudai.jp
森田 亮介(岐阜大学) rmorita [at] gifu-u.ac.jp
泉 晋作(岡山県立大学) izumi [at] cse.oka-pu.ac.jp

計測自動制御学会事務局 部門協議会担当 
電話:03-3814-4121,E-mail: bumon [at] sice.or.jp