桁かかり長1.5倍

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日経コンストラクション2019.2.25のp47に桁かかり長を1.5倍しても落橋防止構造は省略できないと会計検査院が指摘していますが、本当にそうなのでしょうか?
H24道路橋示方書には「下部構造の耐力が小さい場合には,落橋防止構造の耐力も小さくなり,落橋防止対策としての効果が小さくなる。この場合には桁かかり長に余裕を持たせることにより上部構造の落橋に対する安全性を確保するのがよい」と書かれてあります。

過去のPC建協のマニュアルにもそう書いてあるため、1.5SEを確保することで落防を省略している例が多いです。

コメント

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余裕を持たせることにより・・・が1.5倍で担保されていることを証明するひつようがあります
1.5倍はある人の発言であって.経験則でもありません、つまり根拠がないのです

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会計検査院が指摘しているように、1.5SEを確保しても落防を省略することができないことは、H24道示の質問・回答集に示されています。
ここで問題になるのは、1.5SEが落防として認められるのか否かであると考えます。
H7復旧仕様や国総研資料第700号には、1.5SEを確保することで落下防止対策とするいう考え方が示されています。
これらは一つの考え方であって、1.5SEを確保すれば落防になるという証明にはなっていません。

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かなり間が空いたレスになりましたが、
「国総研700号で、支承周りが煩雑な場合は1.5倍SEで落下防止とする考え方もある」と
記載がありますよね。
下部工耐力が小さいものに落橋防止を取り付けたら桁かかり云々の前に
沓座がやられて桁かかりの意味がなくなるのでは?
とも思ってしまします。