ホロー桁とスラブ橋げたは同じ桁でしょうか。 おそらく超初歩的な質問だと思いますが、お教えいただけませんでしょうか。 コメントを追加 コメント #6947 Re: ホロー桁とスラブ橋げたについて 通りすがりです。 プレストレストコンクリート業界においては,スラブ橋げたとは,一般にJIS A 5373で規定されている支間長5mから24mのことをいうのが一般的です。一方,ホロー(Hollow)とは中空という意味なので,桁断面が中空になっている桁のことです。なので,正式にはスラブ橋げたのうち,中空になっている支間長12m以上のものが該当します。 ということで,ホロー桁はスラブ橋げたに含まれるというのが正式な分類ですが,まぁ業界では区別せずに使っているのが実状です。 なお,中空ということであれば場所打ちの中空床版橋もホロー桁ではあるのですが,こちらは「中空床版」と呼んでいてなぜかホローとは言わないようです。 まとめると, スラブ橋げた JIS A 5373で規定されている支間長5mから24mの桁のこと ホロー桁 中空の桁のことでスラブ橋げたのうち支間長12m以上のものがそもそもの定義だが,業界的にはスラブ橋げたと同義で使っている 中空床版 場所打ちの中空の橋 となるようです。 返信 #6949 Re: ホロー桁とスラブ橋げたについて わかりやすい回答、大変ありがとうございました。 返信
#6947 Re: ホロー桁とスラブ橋げたについて 通りすがりです。 プレストレストコンクリート業界においては,スラブ橋げたとは,一般にJIS A 5373で規定されている支間長5mから24mのことをいうのが一般的です。一方,ホロー(Hollow)とは中空という意味なので,桁断面が中空になっている桁のことです。なので,正式にはスラブ橋げたのうち,中空になっている支間長12m以上のものが該当します。 ということで,ホロー桁はスラブ橋げたに含まれるというのが正式な分類ですが,まぁ業界では区別せずに使っているのが実状です。 なお,中空ということであれば場所打ちの中空床版橋もホロー桁ではあるのですが,こちらは「中空床版」と呼んでいてなぜかホローとは言わないようです。 まとめると, スラブ橋げた JIS A 5373で規定されている支間長5mから24mの桁のこと ホロー桁 中空の桁のことでスラブ橋げたのうち支間長12m以上のものがそもそもの定義だが,業界的にはスラブ橋げたと同義で使っている 中空床版 場所打ちの中空の橋 となるようです。 返信
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#6947 Re: ホロー桁とスラブ橋げたについて
通りすがりです。
プレストレストコンクリート業界においては,スラブ橋げたとは,一般にJIS A 5373で規定されている支間長5mから24mのことをいうのが一般的です。一方,ホロー(Hollow)とは中空という意味なので,桁断面が中空になっている桁のことです。なので,正式にはスラブ橋げたのうち,中空になっている支間長12m以上のものが該当します。
ということで,ホロー桁はスラブ橋げたに含まれるというのが正式な分類ですが,まぁ業界では区別せずに使っているのが実状です。
なお,中空ということであれば場所打ちの中空床版橋もホロー桁ではあるのですが,こちらは「中空床版」と呼んでいてなぜかホローとは言わないようです。
まとめると,
となるようです。
#6949 Re: ホロー桁とスラブ橋げたについて
わかりやすい回答、大変ありがとうございました。