土留工の根入れ長を検討しています。 その検討の際に、仮想支持点をどの様に取るのかご教授願えないでしょうか。小さな組織の中で仕事しており、相談する人がおらずこまっています。 また、何か基準書でもあるのでしょか。 どうぞよろしくお願いいたします。
道路土工 仮設構造物指針(H11.3)を参照してください。
仮想支持点は、上下の荷重のつり合う点=図心(重心)とするのが一般的なようです。 図心の求め方は、断面一次モーメントなどの考え方を理解する必要があるのですが、 根入れの受動土圧でしたら、台形になりますので、上端の荷重をa、下端の荷重をb、高さをhとすれば、 上端からの図心位置(=仮想支持点の位置)の公式は、h×(a+2b)/3(a+b)になると思います。 導き方は下記のページなど参考にしてください。 http://ms-laboratory.jp/zai/ex_z/ex31/ex31.htm
土留仮設の計算なら、大きな書店にいけばたくさん解説書があります。
相談する人が居ないとのことですが、自信がなければ外注を考えるとか、 外注先を知らなければ、社内の人につてを探してもらうとか、取引先(鋼材リース会社など)に紹介してもらうとか。 解決策を見つけるのも能力のひとつです。
あやふやなまま誤って計算して、事故でも起きれば、責任を追及されるのは自分自身ですよ。 ご安全に。
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コメント
#6933 Re: 土留の計画における仮想支持点についておしえてください
道路土工 仮設構造物指針(H11.3)を参照してください。
#6934 Re: 土留の計画における仮想支持点についておしえてください
仮想支持点は、上下の荷重のつり合う点=図心(重心)とするのが一般的なようです。
図心の求め方は、断面一次モーメントなどの考え方を理解する必要があるのですが、
根入れの受動土圧でしたら、台形になりますので、上端の荷重をa、下端の荷重をb、高さをhとすれば、
上端からの図心位置(=仮想支持点の位置)の公式は、h×(a+2b)/3(a+b)になると思います。
導き方は下記のページなど参考にしてください。
http://ms-laboratory.jp/zai/ex_z/ex31/ex31.htm
土留仮設の計算なら、大きな書店にいけばたくさん解説書があります。
相談する人が居ないとのことですが、自信がなければ外注を考えるとか、
外注先を知らなければ、社内の人につてを探してもらうとか、取引先(鋼材リース会社など)に紹介してもらうとか。
解決策を見つけるのも能力のひとつです。
あやふやなまま誤って計算して、事故でも起きれば、責任を追及されるのは自分自身ですよ。
ご安全に。