杭で支持された橋台直角方向

単列杭で支持された橋台の直角方向の設計を行っています
杭は直角に2本で杭間隔は7m開いています
この場合底版だけでは鉄筋が密になるので竪壁も加えたT梁で設計しています
横梁の支持条件は杭をピンにした張り出し梁と杭を剛結としてみたものも行いました
(実際にはラーメン構造を簡略し)
剛結の場合、両端の上側引張が大きくなり逆T梁の橋座筋下の鉄筋がD29@250
としたのですが、不自然にみられるか不安に思います
両端は杭で完全に固定されているわけではないので、ピンの計算だけでいいのかとも
思いますがこのような場合どのようにされていますでしょうか

コメント

#6590

私は杭の鉛直バネを入れてやってます。

負曲げは現実的に発生するのか疑問ですので、
下側引張をメインに考えています。

あと、杭間隔が7mとのことですが、杭径の5倍を超えてませんか?
杭を3本にするのも手だと思います。

#6592

通りすがりの者です。
5Dについては私も探しましたが、恐らく公的な指針には記載がないと思います。
杭自体は、群杭効果などを考慮すると、間隔が広い方が良いはずです。
私は、剛体照査を行い、過大にフーチング厚が厚くならなければ良しと考えています。

#6593

確かに公的な資料には載ってないですね。

古いですが、新体系土木工学45 基礎工Ⅰ p.106に記載があります。
長いので要約すると「剛体とするフーチングが厚くなるため5D程度が限度と思われる」
と書いてますので、計算で持てばいいかと思います。

私も一応の目安として5Dを意識してますが、
部材に余裕があるときは、超えて設計することもあります。

今回は部材が持たないとのことなので、提案してみました。

#6594

実際に即した構造モデルの剛結合で計算するのが最良だと思います
竪壁も考慮した計算でD29が必要とは竪壁高さが低いのでしたら
H24道示Ⅳ11.7.2(2)3)のような照査も追加しておくのがよいと思います