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ホーム › 路床のセメント安定処置の最小厚について路床のセメント安定処置の最小厚について
投稿者:NITA | 投稿日時:2015-02-18(水) 08:47
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初めて投稿させていただきます。
経験が浅いため初歩的な質問ですがご教示ください。
舗装の設計を行っていますが、路床が軟弱(CBR=0.9)なためセメント安定処理を計画したいと考えています。
この安定処理の設計でですが、基準によると改良厚さは30~100cm(さらに軟弱な場合は50cm以上)とされているのですが、
あるセメントメーカーさんより改良体の割れ等を考慮し改良体の最小厚は50cmとしている場合が多いと聞きました。
これらのことから、今進めている設計では30cm以上とするべきか、または50cm以上とするべきなのか悩んでいます。
(設計での計算上では目標CBR=3とすると、改良必要厚さは40cmになるようです。)
事例等でも結構ですので、この改良最小厚の考え方を教えてください。
よろしくお願いします。
コメント
#6162 Re: 路床のセメント安定処置の最小厚について
設計・土質・現場情報等がないため一般論ですが、50cmに固執する理由は見当たりません。
安定処理処理混合物の施工実績から、収縮膨張への対応の概略は以下のとおりです。
1.収縮膨張は、安定処理の適用を左右するほどの支障を与えるものではなく、実務的には通常の配合設計・モデル施工で支障がなければ配慮すべき要素とはいえない。
2.収縮膨張によりクラックが発生しても、車輌の荷重条件が最も過酷な施工時に損傷を生じた事例はほとんどない。
3.処理層の収縮膨張によるクラックよりも、処理層下の基盤の影響によるクラックが要注意である。
#6163 Re: 路床のセメント安定処置の最小厚について
ご教示いただきありがとうございます。
まだ私の知識が足りず、よく理解できない部分もありますが、勉強して結論を出したいと思います。
今後ともよろしくお願いします。