吹き付け法枠のモルタル強度について

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 吹き付け法枠のモルタル強度について質問です。
のり面工・斜面安定工指針(H11年版)によると、モルタル、コンクリート吹きつけは15N 程度以上、市場単価資料でも15N程度以上となっています。
一方で吹き付け枠工は指針が15N以上、市場単価資料は18N程度以上となっています。
 これは過剰品質を要求しているのでしょうか、市場単価はどう取り決めてあるのでしょうか。
 

コメント

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H18頃、特定のり面保護協会の方針に基づき、18N/mm2に変更になりました。
それに基づきのり枠工の設計施工指針、フリーフレーム工法マニュアルが改訂されたので、今は全て18N/mm2で設計しています。
協会の言い分は、「これまで15Nで施工していたが、施工方法の向上等により、同じ配合、施工方法でも18Nが確保できていることを確認できた。よって18Nにしても単価は変わらないので、速やかに18Nに移行してほしい」と言うことだったと思います。(詳しくは協会のHPのQ&A参照)

よってご質問に対しては、
 ・15Nの設計に対し18Nで施工をしなさいというものではない。
 ・ただし最近の施工であれば、これまでの配合、施工方法で実際には18Nを確保できる。(市場単価も「18N程度」とある)
 ・よって、15Nで設計されているのであれば、18Nで設計し直すのが合理的
と思います。

のり面工・斜面安定工指針についてはH21.6が最新ですので、そちらも見てみてください。

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 ご回答ありがとうございました。
 新しい指針を全部揃えるのは大変ですが順次入れ替えたいと思います。