RI計器で空気間隙率を測定したところ、マイナス側に振れてしまいます。教科書的に空気間隙率がマイナスというのはあり得るのでしょうか。また、マイナスになる原因はどのようなことが考えられるのでしょうか。ご教授ください。よろしくお願いします。
教科書的には、あり得ないでしょう。 RI計器は、計測値の「バラツキありき」で考えていますので、計測値のいくつかがマイナスになっても、平均値がプラスならOKかと。
マイナスになる原因は、次の様に考えます。
空気間隙率の算式は、va=100 - (ρd/ρw)(100/Gs+W) ρd:土の乾燥密度 ρw:水の密度 Gs:土粒子の比重 W:含水比
後ろの項が100を超えているのでしょうから、真の値より、ρdが大きい、Gsが小さい、Wが大きいの3パターンです。 大元の数値は、γ線で密度、中性子線で水素原子(水分子)を計っています。 ここからは、私の記憶?憶測?ですが・・・ 大きな石があった場合、ρdが大きくなると思います。実際の間隙(空気+水)は少なくなり、含水比の誤差に左右されるでしょう。 石の中の水素原子も水分量でカウントされますので、含水比が大きめにカウントされて第2項が100を超えるのかもしれません。 詳しくは、メーカーさんにたずねて下さい。
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#5764 Re: 空気間隙率について
教科書的には、あり得ないでしょう。
RI計器は、計測値の「バラツキありき」で考えていますので、計測値のいくつかがマイナスになっても、平均値がプラスならOKかと。
マイナスになる原因は、次の様に考えます。
空気間隙率の算式は、va=100 - (ρd/ρw)(100/Gs+W)
ρd:土の乾燥密度
ρw:水の密度
Gs:土粒子の比重
W:含水比
後ろの項が100を超えているのでしょうから、真の値より、ρdが大きい、Gsが小さい、Wが大きいの3パターンです。
大元の数値は、γ線で密度、中性子線で水素原子(水分子)を計っています。
ここからは、私の記憶?憶測?ですが・・・
大きな石があった場合、ρdが大きくなると思います。実際の間隙(空気+水)は少なくなり、含水比の誤差に左右されるでしょう。
石の中の水素原子も水分量でカウントされますので、含水比が大きめにカウントされて第2項が100を超えるのかもしれません。
詳しくは、メーカーさんにたずねて下さい。