鉄筋断面係数KSと コンクリート断面係数KCの関係に
KS=x/n(d-x)・KC
という関係が成り立つようですが これはどのような経緯から導かれるの でしょうか
曲げモーメントMを受ける複鉄筋コンクリートの使用限界状態(許容応力度)設計による、圧縮縁コンクリートおよび引張側主鉄筋の応力度は、それぞれ、 σc'=x・M/Ii=M/Zc' σs=n(d-x)・M/Ii=M/Zs ここに、Ii:コンクリート換算断面2次モーメント d:有効高さ x:圧縮縁から中立軸までの距離 Zs:引張側主鉄筋での断面係数 Zc':コンクリート圧縮縁での断面係数 n:ヤング係数比 となる。よって、 Zs/Zc'=x/[n(d-x)] となる。
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#5544 Re: 鉄筋断面係数とコンクリート断面係数との比
曲げモーメントMを受ける複鉄筋コンクリートの使用限界状態(許容応力度)設計による、圧縮縁コンクリートおよび引張側主鉄筋の応力度は、それぞれ、
σc'=x・M/Ii=M/Zc'
σs=n(d-x)・M/Ii=M/Zs
ここに、Ii:コンクリート換算断面2次モーメント
d:有効高さ
x:圧縮縁から中立軸までの距離
Zs:引張側主鉄筋での断面係数
Zc':コンクリート圧縮縁での断面係数
n:ヤング係数比
となる。よって、
Zs/Zc'=x/[n(d-x)]
となる。