橋台への慣性力の分担比率について

橋台への慣性力の分担比率とはどのような概念でしょうか。
道示Ⅴ6.4.8p107の「橋台基礎の照査」において、レベル2地震動に対する橋台への慣性力の分担率がレベル1地震動に対する照査の場合よりも大きくなる場合等には、橋台基礎の照査の必要性について十分検討するのがよい。とありますが、どのようにすれば、分担比率が大きい小さいと導き出すことができるのでしょうか。
宜しくお願いします。

コメント

#5520

・分担比率α:H24「道示Ⅴ」6.2.3図-解6.2.4 α=Fi/ΣF Fi(i番目の下部工が分担するWu)

・耐震性能をどのレベルにするか、使用する部材の非線形特性を考慮した解析をした解析を行い
橋台に作用する慣性力が レベル2>レベル1 となっているかで判断すればよい
解析は プッシュオーバー または 動的に 構造能応じて判断されたし

 

#5521

回答有難うございました。
分担比率ということなので、例えば、両端橋台の単径間固定可動構造ならfixが0.6でmovが0.4ということになるのでしょうか。
それなら、レベル2で照査すれば、fixかmovのどちらかは必ず上回るということになるのでしょうか。
宜しくお願いします。

#5525

両端橋台の単径間でレベル2の照査は 橋台背面が土砂で無い場合または液状化流動化する場合だけです
固定可動で地震動により分担率が変わるということはありえません
何か大きな勘違いをなされているのでは?

#5526

回答有難うございました。
私が思ったのは、例えばですが、レベル1のときA1の設計水平震度が0.20、A2も0.20で、レベル2のときA1が0.40、A2が0.50になったとすると、比率という意味では変わるのではと思ったのですが、そういう意味ではないということでしょうか。