土木材料としての土の性質

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土がコンクリート、鋼などの土木材料と比較して大きく違う点があったら、どうか教えていただけませんか。お願いします。

コメント

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 辞書に書かれていることを無視した個人的な私見ですが,土は天然又は自然の材料,コンクリートや鋼は人工又は合成の材料.土にセメントを混ぜたものは人工材料.土は,直接的(一般に食べる人はいないが)又は間接的(植物から栄養素など)に食べることができるが,コンクリートや鋼は食べることが出来ない.天然又は自然の材料である土から植物や微生物など命を産み出す又は生育することは出来るが,コンクリートや鋼から植物や微生物が繁殖したと言う報告は聞いたことが無いと思います.厳密に言えば液体(水),気体(空気)を保持できる固体(土粒子)とでも言えますが,土によって木(植物など)を産み出す材料.土木材料です.

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  力学的には下記のように捉えています。
   ?鋼は材料として均質で圧縮、引張、せん断に対し抵抗する。力学的特性値
    の幅が狭く、評価しやすい。
   ?コンクリートは鋼に比べ均一性は劣り、現場施工に由来することが多く、
    施工管理が重要となる。引張、せん断に対する抵抗値が小さいため鋼(鉄筋)
    を入れること(鉄筋コンクリート)で補うことが多い。
   ?土は自然のものであるため、鋼、コンクリートに比べ不均質である。土は、
    土粒子、水、空気などから成立っているため、土粒子、水、空気それぞれの
    状況により力学的性質が異なってくる。評価には幅を持たせることが必要。
    期待する材料にするため対策を行うことも多い。