「図面に出てくる記号”STA”」+「語句”支承線”」について質問

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

二つばかり質問があります。
一つはよく図面に出てくるSTAについて知りたいのですが。
たとえば、STA108+6.05454 等の記号が出てくるのですがどういった意味を持つのでしょうか?
あと、橋の線形計算を行うに当たって支承線を必要としているのですが、支承線がどのような定義付けがしてあるのかが知りたいのですが、分かる方がいれば教えてください。よろしくお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

初めまして。
私は建設コンサルタントで道路計画・設計をしているものです。

一つ目の質問の“STA”ですが、測点を意味しています。
測点には、「NO.(number)」と「STA.(station)」がありますが、
前者は国交省,二次官庁等で、後者はJHで用いられています。
(首都公団,阪神高速等の測点がどちらかは不明です。)

なお、設計する際の図面精度によっても測点間距離は違います。
測点間距離の一例を示しますので、参考にして下さい。
?S=1/2,500の場合、「1測点100mピッチ」
?S=1/1,000の場合、「1測点20mピッチ」
これを踏まえると、「STA.108+6.05454〜STA110+15.00000」の距離は、
?の場合、1測点100mピッチなので、L=208.94546m
?の場合、1測点20mピッチなので、L=33.94546m
ということになります。

二つ目の質問については専門外なので、分かりません。
申し訳ありません。

ユーザー yamamoto takeo の写真

この説明は日本道路公団(JH)の内容と違います。JHでは建設時路線中心線位置管理をSTA(ステイション)で行ないます 縮尺によりSTA間隔が違うことはありません。STA間隔は20mです。STA108+6.05454とは(108*20+6.05454=2160+6.05454=2166.05454 単位m)起点より2166.05454mの位置にある事を示します。なお管理段階ではKP(キロポスト)を使います。STAの起点は何箇所もありますが、KPの起点は道路の基点の一箇所になります。
H16.5.11
道栄(株)山本 武夫

ユーザー sdin の写真

日本道路公団で使用しているSTAは、名神、東名建設事業が世銀の借款を受けて、国際入札に対応するために、契約書類を英語で書いたのが始まりです。
英語では、駅のstationの略STNと同様に、道路図面の距離標にもSTNを使いますが、日本道路公団では、これをSTAとしました。
STAは、図面の縮尺に関係なくSTA1+00からSTA2+00は、平面図上の道路中心線距離100mを指します。