側壁の施工を行う際に、側壁の施工を先行し埋め戻しを行ったうえで切梁を撤去する際、切梁が貫通する箇所に箱抜きが生じます。 この箱抜き部は切梁撤去後埋められます。 この箱抜き部の鉄筋は、補強筋を必要としますか?
ご質問の「側壁」なるものが、具体的にどのような荷重条件を受けるものか、 文面からだけでははっきりしませんが、一般的に言って、切梁撤去後の一種の 「箱抜き」状態にあるところに、補強筋をいれずにコンクリートを打設した場 合、強度的に弱点になることは明らかです。
このような場合、周辺の一般部と同じ配筋をすることは困難なので、既に打 設した周辺のコンクリートにアンカーを埋込み、(又は周辺の鉄筋の端部にFD グリップ等の継ぎ手を予め取り付けておき)補強筋を接合するのが一般的です。
なお、荷重が大したことがなければ、チッピングなどで周囲を十分に目あらし して、接着剤を塗布し、無収縮モルタルを打設することもありえるとは思います。
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#541 切梁撤去部分の補強筋の必要性について
ご質問の「側壁」なるものが、具体的にどのような荷重条件を受けるものか、
文面からだけでははっきりしませんが、一般的に言って、切梁撤去後の一種の
「箱抜き」状態にあるところに、補強筋をいれずにコンクリートを打設した場
合、強度的に弱点になることは明らかです。
このような場合、周辺の一般部と同じ配筋をすることは困難なので、既に打
設した周辺のコンクリートにアンカーを埋込み、(又は周辺の鉄筋の端部にFD
グリップ等の継ぎ手を予め取り付けておき)補強筋を接合するのが一般的です。
なお、荷重が大したことがなければ、チッピングなどで周囲を十分に目あらし
して、接着剤を塗布し、無収縮モルタルを打設することもありえるとは思います。