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平成23年度都市地震工学シンポジウム「建物の被災と地震後の事業継続」の御案内
http://www.cuee.titech.ac.jp/Japanese/Events/2011/symposium_111012.html
【趣旨】
地震後、速やかに事業を継続・再開するためには、一刻も早く被災した建物内で復旧の段取りを開始しなければなりませんが、余震も続く中、その建物が安全かどうか、業務に使用し続けられるかどうかを確認することが不可欠となります。
被災建物の安全性については、行政の主導で「建築物応急危険度判定」が実施され、「要注意」と判定された建築物については、さらに専門家により、「被災度区分判定」が行われ、被害が軽微で復旧の必要性がないか、あるいは復旧が必要か、さらにそもそも復旧が可能かについて判断されることになります。しかしこの手続きには数週間以上かかり、それを待っていたのでは事業継続に遅れが出てしまうため、各企業としては自己責任で独自に被災建物の安全性や主要設備の利用可能性を確認し、継続利用できるかどうかを判断する必要があります。
本シンポジウムは、専門知識を持たない各企業の防災・事業継続担当者がそのような判断をできるシステム・方法を開発することは可能か?あるいは建設会社や設計・コンサルタントのサービス商品としてそうした判断システムの構築が可能か?建築構造の専門家が企業と契約してそうした判断を請け負う体制は可能か?などを、建築構造の専門家、建設業界、企業防災・事業継続担当者等により多角的に議論し、実現可能でかつ望ましい解決策を提起することを目的とするものです。
【日時】平成23年10月12日(水)14時~17時30分(シンポジウム終了後、懇談会開催)
【場所】東工大蔵前会館ロイヤルブルーホール(会場案内)
【主催】
東京工業大学都市地震工学センター(CUEE)
グローバルCOEプログラム「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」
特定非営利活動法人事業継続推進機構(BCAO)
【参加費】無料(懇談会:1,000円)
【定員】120名
【申込み】事前に下記のHPまたはメールにて御申し込み下さい。
URL:http://www.cuee.titech.ac.jp/sympo/
Email:office@cuee.titech.ac.jp
【プログラム】司会進行 梶秀樹(東京工業大学CUEE特任教授)
14:00~14:05 | 挨拶 時松孝次(GCOE「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」リーダー) | ||||
14:05~15:40 | 基調講演 | ||||
14:05~14:30 | 山田 哲(東京工業大学環境理工学創造専攻准教授)> 演題「建築物の被災度区分判定」 |
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14:30~15:00 | 諏訪 仁(BCAO自然災害研究会、大林組) 演題「地震後の拠点建物復旧開始ガイドライン(案)」 |
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15:00~15:20 | 鱒沢 曜(BCAO自然災害研究会、イーアールエス) 演題「建物の被災モニタリング技術の動向」 |
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15:20~15:40 | 丸谷 浩明(BCAO理事長、東京工業大学CUEE特任教授) 演題「大震災も踏まえた現地復旧開始判断のポイント」 |
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15:40~16:00 | 休憩 | ||||
16:00~17:30 | パネルディスカッション
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【お問合せ】東京工業大学 都市地震工学センター 大岡山事務局
Email:office@cuee.titech.ac.jp
Tel&Fax:03-5734-3200