砂置換法について

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1、砂置換法で密度を測るうえで、方法・試験結果等で欠点があれば教えてください。
2、砂置換法は深さ何センチまで測定可能ですか。
3、堤体を幅1m深さ1m延長30mの箇所(その他小規模な土工作業(深さ30cmから1m程度))で砂置換法で密度を測定した場合その結果は正確な値は出ますか。
4、あまりに深さがない時や施工土量が少ないと正確な値が出にくい等の内容が記載されている文献等はありますか。
5、現場で1日1箇所の頻度で小規模(5粒米程度)な土工箇所を密度試験を行うのですが全箇所で50か所の土の密度を測る方法として、簡易的で経費がかからない試験方法があったら教えてください。

現場で大変悩んでいます。どうかご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

コメント

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1、掘削した土の質量は直接測定するが、体積は間接的に測定する。また、1箇所当たりの測定に時間がかかる。
2、作業する空間(半畳くらい?)があれば、深さは関係ない。ただし、地下水が出てくると不可。
3、何に対して正確なのかによりますが、測定データが砂置換法によるものだけであれば、それを使うしかないでしょう。
  ただし、何点かで測定してデータそのものの確度を上げる必要はあるでしょう。
4、試験そのものは、30cmくらいの層厚があれば実施可能です。土量が少ない場合に精度を上げたければ数をこなす
  ことになりますが、「費用対効果」を考えて適切に設定して下さい。
5、コアカッター法というのがあります。これは地盤工学会基準(JGS)です。要は定体積の筒を土に圧入し、採取した土の
  質量を測定する、というものです。対象土が大きな礫や岩塊では圧入(多少はたたく)ができないので、粘土や砂等に
  限られますが、砂置換法に比べてはるかに早く、安価に土の密度が測定できます。ただし、土工における施行管理は
  砂置換法によることが多いので、事前に管理者の承諾が必要でしょう。