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道路の路面排水施設の形状決定を実施する際の洪水到達時間のとり方で悩んでいます。
どなた様かご教授ください。
路面排水の流末処理が、対象とする路面流域の最下流から約1Km程度離れているケース
で、路面流域最下流点から、暗渠構造の排水路を採用し流末処理地点の河川まで導水す
る場合です。
降雨強度は近傍観測所の降雨強度式に洪水到達時間を入力して降雨継続時間内の降雨強
度を求めますが、暗渠区間の延長が長いため暗渠流入地点と河川放流地点では洪水到達
時間が、たとえば10分から30分程度あり、このため降雨強度が110mm/hから60mm/h程度と
なります。
降雨継続時間に従い暗渠断面を決定すると、上流で断面が大きく、下流で断面が小さい
くなり、下流に行くに従い断面を絞るようになります。
このようなときに、上流断面の大きい形状のまま、下流まで断面を通すのか、それとも
最下流の洪水到達時間を採用して小さな断面を採用していいものか、暗渠断面が大きく
なるため苦慮しています。よろしくご教授ください。
コメント
#4479 悩むところですが
まず、暗渠断面を下流で絞ることはいたしません。
では適切な断面を如何様に計画するかですが・・・
道路湛水水深を何処まで許容するか、道路排水施設および暗渠内湛水量をどの程度許容するかになります。
つまり、とんでもない量の集中的な降雨がある場合でも、道路の使用状況を晴天時と同等に確保する必要があるかなど総合的に決めることです。
そりゃ、いつでも快適に走行できる道路は気持ちがいいでしょうが・・・