水理公式集、合流による損失について

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平成11年版 水理公式集について

P377 第4編 用排水・地下水編(j)合流による損失

qβ=Qβ/Qγに関して、平成11年版には何のコメントもないのですが、
他の本や以前の水理公式集(昭和60年版,昭和43年版)を見ると、
qβ=−Qβ/Qγであったり、若しくは、合流の場合qβ<0というコメント
があります。
どちらが正しいのでしょうか?
教えてください。
宜しくお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

合流による損失係数の計算では流量比qβを負値で与えます.
qβ=Qβ/Qγにおいて,合流の場合にはQβの流れの方向が逆になるので負と考えるわけです.
説明が不足しておりました.改定の際には,Qβ値は負値となる旨を加える必要があると思います.

ユーザー Hideyuki Shiraishi の写真

合流時のqβ=Qβ/Qγの±の条件が明らかになったといこうことで、もう一つ質問が有ります。
昭和46年版の第3編発電編(P251)図1.16T型分岐の分合流損失係数の計算結果例(直角分合流の場合)での合流側のグラフと昭和60年版の第5編上下水道・水質保全編(P399)図2.11合流損失係数のグラフでは、fγ又はfβとfc,αの値の符号が全く逆を示しているように見えます。
私は、ご回答から昭和60年版が正しいと判断しております。
昭和46年,60年,平成11年どれも同様の答えが導き出せません。
何が正なのかお教え願います。
宜しくお願いします。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

設計コンサルタント会社の一般人ですが、個人的に検証した結果、昭和46年版が計算式結果とグラフが合いますので、昭和46年版が正しいと思われます。