全国19地域で通行料金引き下げの社会実験

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国土交通省は9月17日,有料道路の通行料金を引き下げる社会実験の対象に,富山県の北陸自動車道滑川IC〜朝日IC間など19地域(第1回公募分)を選定しました。有料道路の通行料金引き下げによって,交通量や周辺道路の渋滞状況が,どのように変化するかを調べるということです。
例えば,北陸道の滑川IC〜朝日IC間では,朝の通勤時間帯の渋滞を緩和するため,11月中の3週間,普通車の通行料金を半額にするそうです。

・平成15年9月17日 Yahoo! ニュース 国交省が19地域選定 有料道の料金引き下げ実験
参考:
平成16年度道路局重点施策/?既存ストックを活かす弾力的な料金施策(国土交通省)
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コメント

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国土交通省から,9月17日付で報道発表資料が公開されています。対象路線や社会実験の概要が記載されています。

有料道路の料金に係る社会実験 地方からの提案型社会実験について(道路局有料道路課)
−第1回公募分実施案件の発表及び第2回公募開始について−

(以下,ホームページから引用)

一般道路から有料道路への交通の転換等を促進することにより道路の有効利用を図るとともに,沿道環境改善や渋滞緩和,交通安全対策などを推進することを目的とした弾力的な料金設定の実施に向けて,料金に係る社会実験についての施策を創設し,第1回公募分として全国で18件の実験を実施することとしたのでお知らせします。

また,第2回公募を別添の公募要領に基づき実施します。ETCを活用した時間帯割引(オフピーク割引)や夜間の沿道環境改善のための夜間割引実験など様々な実験の提案お待ちしています。

道路局は,各地域における様々な課題に対応した有料道路の料金に係る社会実験を積極的に支援しています。