安定処理工(バックホウ混合)に関することでご質問させてください。基本的に バックホウで混合をする際の固化材は,セメント系のみとされている様ですが,どうして 石灰はいけないのでしょうか?よろしくお願いいたします。
>基本的にバックホウで混合をする際の固化材は,セメント系のみとされている様ですが
そうなんですか、初めて知りました^^;
推測ですのが、消石灰の粉じんは吸い込むときついですので、そのせいかもしれませんね。作業員の作業環境や近隣に被害が及ぶことを考慮しているのかもしれません。
生石灰は粒状で粉じんが出にくいですが、一度の攪拌では未反応で残る可能性が大きいですので、所要の強度を得るためには再度攪拌する必要が発生します。また未反応の粒状生石灰が水と反応して膨張し、路床や路盤に悪影響を与える可能性がありますので、注意を要します。 余談ですが、生石灰は水と反応して消石灰に変化します。その際に熱を発生しますので、現場に貯蔵する場合には(量にもよりますが)消防署への届けが必要です。
私も初耳です。
>基本的にバックホウで混合をする際の固化材は,セメント系のみとされている
というのは、どこかの機関の基準でしょうか? これまで何度となく石灰系の改良をバックホウで行ってきましたが・・・・
「道路土工 施工指針」―日本道路協会― 「石灰安定処理工法 設計・施工の手引」―日本石灰協会― このあたりの書籍にもバックホウによる施工が記載されていますので、バックホウ混合はセメント系限定というのは、一般的ではないと思います。
これは多分、「国交省土木工事積算基準」の適用範囲だと思われます。 私もセメント系しか施工できないと思っていたのですが… 事例があるということは、単純に積算基準に載せるだけのバックデータが集まっていないというだけの事かもしれませんね。 皆さんからお示し頂いた施工基準を用いれば、施工品質は問題ないでしょう。
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#2753 Re:安定処理工に関して
>基本的にバックホウで混合をする際の固化材は,セメント系のみとされている様ですが
そうなんですか、初めて知りました^^;
推測ですのが、消石灰の粉じんは吸い込むときついですので、そのせいかもしれませんね。作業員の作業環境や近隣に被害が及ぶことを考慮しているのかもしれません。
生石灰は粒状で粉じんが出にくいですが、一度の攪拌では未反応で残る可能性が大きいですので、所要の強度を得るためには再度攪拌する必要が発生します。また未反応の粒状生石灰が水と反応して膨張し、路床や路盤に悪影響を与える可能性がありますので、注意を要します。
余談ですが、生石灰は水と反応して消石灰に変化します。その際に熱を発生しますので、現場に貯蔵する場合には(量にもよりますが)消防署への届けが必要です。
#2759 Re:安定処理工に関して
私も初耳です。
>基本的にバックホウで混合をする際の固化材は,セメント系のみとされている
というのは、どこかの機関の基準でしょうか?
これまで何度となく石灰系の改良をバックホウで行ってきましたが・・・・
「道路土工 施工指針」―日本道路協会―
「石灰安定処理工法 設計・施工の手引」―日本石灰協会―
このあたりの書籍にもバックホウによる施工が記載されていますので、バックホウ混合はセメント系限定というのは、一般的ではないと思います。
#2763 バックホウ混合
>基本的にバックホウで混合をする際の固化材は,セメント系のみとされている
これは多分、「国交省土木工事積算基準」の適用範囲だと思われます。
私もセメント系しか施工できないと思っていたのですが…
事例があるということは、単純に積算基準に載せるだけのバックデータが集まっていないというだけの事かもしれませんね。
皆さんからお示し頂いた施工基準を用いれば、施工品質は問題ないでしょう。