「フトンかご」と「コンクリート構造物」の組合せ

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はじめまして。設計の妥当性について確認したいことがあります。
詳しい方がいらっしゃいましたら、御教授をお願い致します。
【設計概要】
流路工において基礎砕石の上に「フトンかご」と「底部コンクリート」が
組み合わさった構造になっています。(フトンかごとフトンかごの間に底部コンクリート)
底部コンクリートは逆台形コの字型になっており
底部コンクリートとフトンかごは法の部分で一部面的に接しています。
フトンかごの背面は盛土になっており、吸出防止マットが設置されます。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

 ?フトンかごとコンクリート構造物の構成・・・
水路RCボックスカルバートの上下流部(流入・流出部)において、
フトンかご工にて現況の沢などにすり付けを行うことは、
しばしば行われております。
今回のような、断面形状内での組み合わせとは異なるかもしれませんが、
ご質問内での「剛と柔」の観点からは、かけ離れていないと思います。
 ?溢れた分はフトンかごで処理・・・
上記のように、水路におけるフトンかご工の採用実績があります。
「常時流れる部分」と「溢れて流れる部分」において、
設計条件的には差がないように考えられます。

ただ気になる点としては、なぜ底部だけコンクリートなのか、です。
「軟弱地盤に追従し変状に耐えれるように」する目的であれば、
3面すべてフトンかご工を採用するほうが、設計思想としては
説明がつきやすいような気がします。(以上、私見)