火山・活火山について

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 窓の外に見える”美しく,安定した印象の山々”が実は「活火山」であることが思い起こされることがあります。
 火山が噴火すれば,雲仙,有珠,三宅島・・・一度発生すれば甚大な被害につながります。
 と思う一方で,自分だけは大丈夫・・・と思ってしまうのは私だけではないでしょう。
 先日,「石黒耀(いしぐろ あきら 2002.9.01)著,「死都日本」,講談社」を読み,火山の防災に興味を覚えています。
 ・噴火予知・・・規模,時期
 ・防災対策
 について,みなさんはどのような意見をお持ちでしょう。
 私自身は,興味を覚えたこの機会に,考えてみたいと思っています。

コメント

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防災という観点では、一般に火山は地震・津波と比較して、予兆などにより適切な情報があれば避難するための時間的余裕があるように思っています。ただし、火山の場合は、三宅島の例などでは避難が相当長期間に及ぶなど、違った側面もあるかと思います。「耐震」、「耐津波・波浪」など、地震・津波・高潮などについては、それを防ぐために工学的にどうしたらよいかという概念はありますが(どこまでやるかは費用対効果で決まる)、火山については「耐火山」という概念があり得ない、要するに一度噴火すれば逃げるだけ、というところが地震などとの違いなのかなと思います。三宅島の例などを見ていると、命が助かったからいい、という問題でもなく、火山防災の難しさが感じられます。