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ホーム › 鋼矢板を用いたコンクリート壁について鋼矢板を用いたコンクリート壁について
打設した鋼矢板を利用(外枠として)し、コンクリート壁を設ける構造物において、
スタッドジベルにより構造物の一体化を図りたいと考えております。
配置間隔や配筋、その他の構造案について、ご教示いただけたらと思います。
基準書や準拠仕様などありましたら併せてお願いします。
・コンクリート壁高 H=1.3m(高低差0.8m+根入れ0.5m)
・最小壁厚150mm
・鋼矢板:U形鋼矢板、W400×H100(軽量鋼矢板でも検討中)
隣接用地との問題、敷地の有効利用等から通常の擁壁(重力式やL型擁壁)を設置することはできず、この構造を採用せざるをえません。
公共工事のため、それなりの根拠を求められますので…
是非、よろしくお願いします。
コメント
#1782 鋼矢板を用いたコンクリート壁について
設計基準については、発注物がどの法令に基づいているか、設計書・特記仕様書をみられ共通仕様書を読まれれば分かることです。
その上で、どの基準書を参照すればよいかわからなければもう一度聞かれたいが、以下に示す基準書が参考となるでしょう。
道路橋示方書? 11.5
#1785 鋼矢板を用いたコンクリート壁について(コメントについて)
ありがとうございました…
道路橋示方書の内容は、「水平力」に対するずれと確認したつもりでした。
垂直壁に対しても同様な検討を行えばよいのであればそうしたいのですが…
鋼矢板の場合、頭部変位等もありますので、検討する場合の考え方や、
もし、基準書等があれば確認させていただきたい、と思いました。
橋梁については勉強不足のため申し訳ありません。
比較的小規模な設計・工事においては、進めていく中で発注時と異なる内容(仕様)となることがあると思います。
この場合、再契約して〜云々は別にして …つまり、書かれていない場合があります。
全ての基準・書籍等を把握していればよいのですが…そこでこの質問広場を利用させていただいた次第です…
#1786 Re:鋼矢板を用いたコンクリート壁について(コメントについて)
Q:道路橋示方書の内容は、「水平力」に対するずれと確認したつもりでした。
垂直壁に対しても同様な検討を行えばよいのであればそうしたいのですが…
A:ズレ止めは部材同士を力学的に結合するもので、「水平力」に対するずれと確認したつもりでした・・・は間違っています、部材が水平であろうが鉛直であろうが斜めであろうが
同じことです。
曲げせん断力による水平力ですから、建築・土木どちらでも同じことです
水平力:H=S*Q/I
S:せん断力(部材直角方向)
Q:接合面までの断面一次モーメント
I:中立軸に対する断面2次モーメント
つまり、中立軸の位置でHが最大となります