大型案内標識の基礎の設計

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道路上の大型案内標識の基礎(大きさは幅0.8m、長さ3.0m、高さ1.5m、土被り0.3m)の安定の検討をする際、ケーソン基礎としてか直接基礎としてか、どちらを適用すればよいでしょうか。道路橋示方書・同解説IV下部工編(有効根入れ深さ/基礎の短辺幅<1/2)からはケーソン基礎として設計することとなるのですが、施工上からは通常の開削・埋め戻しによるものです。(また、ケーソン基礎としての設計を適用できるものの最小の大きさという考え方はないのでしょうか)

コメント

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Q:ケーソン基礎としての設計を適用できるものの最小の大きさという考え方はないのでしょうか
A;その様なものはありませんが
埋戻しについては盛土と同程度の施工管理をすれば問題ありません、施工管理が不安でしたら
貧配合のコンクリートで埋め戻す・・埋戻し土砂をセメントで改良する・・とかがあります

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道路標識の基礎を設計されるのであれば、日本道路協会が出している「道路標識設置基準・同解説」を参考にされれば良いと思います。

これによると道路標識基礎は道路橋示方書IV下部構造編「ケーソン基礎の設計」に従って設計することとなっており、荷重条件に応じた基礎寸法の図表や道路標識基礎設計例が示されています。

道路標識基礎寸法は風荷重の水平荷重で決まります。転倒防止のためどうしても根入れ深さを大きくとる必要がありますので、必然的にケーソン基礎となります。ただし、埋戻しに不安があるのであれば、根入れ部前面の抵抗を期待せず、直接基礎として安全サイドの設計をすべきと思います。