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公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団(日本GIF)と申します。
弊財団が隔月で開催しております、オンラインセミナーのご案内をいたします。

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▼開催日時
2025年5月29日(木)午前10時~11時半

▼タイトル
「川がつなぐ国と国—ブラマプトラ川から見る国際機関業務の現場」

▼講師
田中 幸夫 氏
(世界銀行 水グローバルプラクティス 上級水資源専門官)

▼開催方式
Zoomを使用したウェビナー(オンラインセミナー)

▼参加費
無料(要申し込み)
どなたでもご参加いただけます。

▼申し込みURL
ご参加のご登録は、下記よりお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ky_pb8p_SFuNJ9B2996tHA

▼概要
国際協力への懐疑や援助機関への風当たりが強まる昨今、現場で築かれる「見えないインフラ」、国際協力基盤に光を当てる必要があります。本セミナーでは、ワシントン在住の世界銀行上級水資源管理専門官の田中幸夫氏が、ブラマプトラ川流域(インド・アッサム州、ブータン、バングラデシュ)で進行中の大規模プロジェクトを題材に、「国境を越える水」の管理が平和と包摂的成長を支えるメカニズムを、現場目線で掘り下げます。

洪水予警報モデルの共同開発、上流・下流の利害調整、州政府と中央政府のねじれ、さらにはアジア開発銀行との役割分担――複雑なステークホルダーを束ねる際、世界銀行は「中立の触媒」としてどのように合意形成を進めるのか。データ共有の合意文書づくりや資金インセンティブ(リバブル・プラネット・ファンド)の設計、技術協力に伴う人材育成まで、平時から紛争の芽を摘む、国対国の相互関係を築くための活動についてお伺いします。加えて、海への物流動脈となる内水面航路整備をめぐり「下流国が上流国を動かす」逆転現象が協力の呼び水となる実例も取り上げ、従来イメージとは異なる国際河川交渉のダイナミズムを浮き彫りにします。

水資源管理・開発援助に携わる実務家はもちろん、国際機関を志望する学生や地域研究者にとっても、平時に紛争を未然に防ぐ“白鳥の水かき”のリアルを学ぶ貴重な機会です。 ​

詳しくは下記、日本GIFのウェブサイトをご覧ください。
https://gif.or.jp/seminar_info/wb/

国際協力、開発援助、国際機関の活動、河川流域開発などに関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。

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