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橋面舗装については、ご指摘のようにTa法では設計していません。RC床版で支持力は充分ですから死荷重を少なくするため、必要最小厚さで設計することになります。通常、基層+表層で7〜8cmの厚さになります(通常基層平均4cm、表層4cm)。基層の役割は、レべリングも兼ねています。基層は、床版の施工精度と舗装の施工精度のすり合わせ層とも言えます。表層は乗り心地などの機能層になります。アスファルト舗装に使用している粗骨材の最大粒径は、13mmまたは、大きくても20mm程度で施工可能な最小施工厚さは、この最大粒径の2〜3倍(約2.5倍)は必要と言われています。
橋面舗装については、鹿島出版会の「橋面舗装の設計と施工」多田宏行が参考になります(絶版で販売していないかもしれませんが)。