RC床版上の舗装厚について

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鋼橋の設計に従事するものですが、RC床版上の舗装厚(表層+基層)をTa法で決定する場合、設計CBRはいくつで設計するべきなのでしょうか?CBRは「路床のもの」であり、RC床版上の場合は別の設計方法があるのでしょうか。ご教授ください。

コメント

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Ta法で決定することはできない
質量を軽くすることを求められるため厚さに限界がある
?走行の快適さ
?床版の保護
?防水層+レベリング層(基層)+?対磨耗・滑り抵抗層(表層)
が必要である、粗骨材Topから最小施工厚さが決まる。

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ありがとうございます。
やはり床版上はTa法では無理なんですね。?〜?を参考にさせていただきたいと思います。

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・長年の経験と関連機関が絡んでいますから個人で対応するのは難しい。

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橋面舗装については、ご指摘のようにTa法では設計していません。RC床版で支持力は充分ですから死荷重を少なくするため、必要最小厚さで設計することになります。通常、基層+表層で7〜8cmの厚さになります(通常基層平均4cm、表層4cm)。基層の役割は、レべリングも兼ねています。基層は、床版の施工精度と舗装の施工精度のすり合わせ層とも言えます。表層は乗り心地などの機能層になります。アスファルト舗装に使用している粗骨材の最大粒径は、13mmまたは、大きくても20mm程度で施工可能な最小施工厚さは、この最大粒径の2〜3倍(約2.5倍)は必要と言われています。

橋面舗装については、鹿島出版会の「橋面舗装の設計と施工」多田宏行が参考になります(絶版で販売していないかもしれませんが)。