矢板変位量の基準について

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矢板打設の変位量について質問です。
災害復旧ハンドブックや仮設構造物指針にある許容変位量は、それを超えた場合にどのような弊害があるのでしょうか。
周囲に影響があると困る構造物が何もなくとも守る必要があるのでしょうか?
また、共通仕様書にある施工時の変位と上記の許容変位量が同一ではない場合、一般的にはどちらで管理しているのでしょうか?
どなたか教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

コメント

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 鋼矢板の変位を30㎝程度に規制したのは,掘削深さ10m程度,地盤条件としてC=2.0t/m2i
の軟弱粘性土の場合を考えれば,地盤が破壊すると思われるとき,鋼矢板に生ずる変位は以下に示
す謝算から約30cm程度に予測されるからである。
図3-10のAB面のひずみ ε=√2 y/AB=y/10
地盤の破壊ひずみεf≒3%とすると、ε=εfより   
y≒30cm

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ご回答ありがとうございます。
ちなみに災害復旧ハンドブックの5cmや仮設構造物指針の根入れ長×2%(手元にないのでうろ覚えですが)に関してはいかがでしょうか?
また、施工時の管理で共通仕様書の10cmも、
根拠を知ってらっしゃったら教えていただければと思います。

よろしくお願いします。

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それらの根拠を見たことはありませんが・・・・それを作成していた当時の方々に聞くと
それらは実用的な意味合い(実際に施工してその結果を調査してそれ以下では施工できない)から決めたのだそうです
構造物を作ってきた古くからある団体 国鉄(JR総研) 首都高速 地下鉄 日本道路公団 土木研究所等の古い指針等に書いているかもしれません
国会図書館とか土質工学系の講義を行っている大学図書館にあるかもしれません
自分で探してください

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ご返信ありがとうございます。
どの規格値の根拠も探すのはやはり困難ですね。
根拠はわからないが守らなければならないという状態もなんなので、
国で根拠集でも作成していただきたいです。

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特に 仮設の場合は 事故と経験と観察との賜物です 工事に従事されている者よりも
労基とかの方々の方がよく理解している場合が多々あります