コメントを追加

#2588

フトン篭の摩擦係数

 地すべり末端に押え盛土をして,土留め工としてフトン篭を施工する場合,あるいはフトン篭だけですべりを抑制する場合などは,当然すべり面には触らないので,フトン篭はすべり面でない,元々の地面に接して設置されることになります.
 考え方はいろいろあるでしょうが,地すべり対策工(押え盛土)の一部と考えて,土質定数はすべり面の値をそのまま用いるという方法があります.安全側の値と言うことになります.
 フトン篭設置位置付近でボーリングをやっていて,N値が得られているのであれば,それを用いて摩擦係数を算出すると言うことも良いと思います.
 また,単位体積重量は,地すべり対策で一般に用いられている地すべり移動土塊の値,18kN/m^3を用いるのが普通のようです.これも安全側になるようです.篭工での詰石材の使用量(m^3)は,篭容量の0.95となっていますので,19kN/m^3以上の詰石材を使えば大丈夫と言うことになります.

以上

匿名で投稿する場合は空欄にしてください。

Filtered HTML

  • ウェブページのアドレスとメールアドレスは自動的にリンクに変換されます。
  • 使用できるHTMLタグ: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd>
  • 行と段落は自動的に折り返されます。
CAPTCHA
画像CAPTCHA
画像内に表示されている文字列を入力してください。
この質問はあなたが人間の訪問者であるかどうかをテストし、自動化されたスパム送信を防ぐためのものです。

コメントする上での重要事項

  • 内容を的確に表した表題をつけてください。
  • テーマ、論点に沿ったコメントをつけてください。
  • 投稿する前に他の人のコメントを読んで、内容の単純な重複を避けるようにしてください。
  • コメントは投稿後に修正および削除できませんので、プレビューボタンを使って間違いがないか確認してください。

ユーザ登録またはコメントの投稿に問題が発生した場合は、システム管理者へ問い合わせしてください。