クレーガーの透水係数推定表について

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地盤解析の透水係数において、
クレーガーが粒径から透水係数を推定した表の数値を採用しているケースがあります。
これは盛土、現地盤解析のどちらに採用してもいいことになっているのでしょうか。
粒径からのみなので盛土に限るのではないかなあ、と思っています。

ご存知の方がいらっしゃればご回答よろしくお願いします。

コメント

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クレーガーの関係

 クレーガーの関係は自然地山か人工地山かの区別はしていないと思います。

 クレーガーの20%通過径(D20)と透水係数との関係は,細粒土を多少含んだ砂質土の透水係数を実験で求めて表にしたものです。クレーガーの関係では,(D20)が0.03mm以上,砂分含有率70%と言う条件が付いているようです。
 なお,クレーガーの関係を式にしたものは,概算式です。

 フィルダムの盛土材のようにある程度,粒度が管理された土質ではクレーガーの関係で割合上手くいくのかもしれません。
 対象土質の細粒分含有率(Fc)が大きくなると,クレーガーの関係から求めた透水係数は現場透水試験から求めた値より低めになるようです。

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ご回答ありがとうございます。

疑問に思ったのは
間隙比も大きく影響するのではないかと
いうことです。

盛土であれば締固め度90%で道路も堤防も管理されているので、
それでかと思ったところです。