日本不動産学会 2025年度春季全国大会シンポジウム「子育て環境を考える-住まいと不動産」開催のご案内

開催日時 2025年6月6日(金)13:00~13:30 2024年度業績賞表彰式
13:45~16:15 シンポジウム
開催場所 日本大学経済学部3号館
公開形式 一般公開・無料
定 員 150名(先着順)
申込期限 2025年5月30日(金)
<趣旨>
少子化が進行し続けるなか、2023年4月にこども家庭庁が発足し、同時期にこども基本法が施行された。また2023年12月にこども大綱が策定され、こども・子育てに関する政策が急速に進みつつある。
子育ては身近な環境が重要と考えられるものの、豊かな子育て環境の形成に向けて多くの課題がある。例えば、少子化による廃園・廃校の増加、自由に遊べる屋外空間や自然環境の減少、子供同士の多様な学びの機会の減少、核家族化や近所づきあいの減少による親の孤立、子供の孤立と居場所の少なさなど、多様な体験や社会への関わり方を学びにくい環境が指摘できる。少子化が進む現代社会で、子どもを健全に育てられる環境を改めて問い直す必要がある。特に、住まいと近隣の環境やコミュニティなど、身近な場や空間は重要ではあるものの、必ずしも総合的・包括的に捉えられているわけではない。
本シンポジウムでは、まずは子ども・子育ての観点から、身近な住まい、及び近隣環境づくりに関する関連する施策や取り組み、環境整備について、多様な立場・観点から、実態や課題を洗い出す。そのうえで、今後、不動産・不動産学が配慮すべきこと、関与できることを検討する上での示唆を得ることを目的とする。
<プログラム>
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