擁壁天端に独立防護柵基礎をのせた場合の計算について

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擁壁の構造計算を行う際の疑問について教えて下さい。

擁壁(大型ブロック)上に載せている独立型のプレキャスト防護柵基礎からの作用力を考慮して計算しようとしています。
防護柵基礎の計算書があるので、防護柵基礎底版中心に作用する力(V、H、M)を、擁壁の天端コン上に任意荷重として作用させて、常時や衝突荷重時の計算をするつもりですが、水平力を作用させる必要があるでしょうか?
独立しているので私は作用させる必要はないとは思っていますが、聞く人によっては考慮した方が良いと言われる場合があり、どう判断すべきかと迷っています。

擁壁断面的に、防護柵基礎は全て天端コン上に載っています。
天端コン上に敷きモルタルをして防護柵基礎を設置する施工です。

理解できる説明があれば教えて頂きたいと思っています。
また、その考え方が記載されている書籍等あれば教えて下さい。
宜しくお願いします。

コメント

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作用力が消えるわけではないでしょう

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■衝突したときに防護柵基礎に水平力が作用しますが、そのときに防護柵基礎が車と一緒に落ちて行かないのはなぜでしょうか。防護柵の基礎底面で、水平力に対応する反作用として底面摩擦が発生し、防護柵基礎がずれるのを止めてくれるからです。(防護柵基礎の設計計算でも滑動の照査をしているはずです。)
■摩擦により防護柵基礎のズレを止める作用は、当然擁壁に水平力として働きます。
よって、防護柵基礎の底面にテフロン版でも敷いて摩擦を排除しない限りは、水平力を擁壁に作用させる必要があります。(テフロン版を敷くと防護柵の機能が失われるので、決してしないで下さい(^^ )