「道路土工 仮設工指針」の仮橋のたわみの基準値25mmについて、理由を教えていただけないでしょうか。

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仮橋橋長28mを2径間(支間長13.5m*2)にて計画しています。搬入道路が狭く、現地に来れる重機が25tラフターまでのサイズとなり、吊り荷重によりH700の桁にて計画したいのですが、施工時荷重のたわみが29mmとなり、「道路土工 仮設工指針」の支間長の1/400かつ25mmの基準を満足しません。「道路橋示方書Ⅱ鋼橋編」では、支間長から求まるたわみ量しか無いと思いますが、「道路土工 仮設工指針」では、支間長から求まるたわみ量と、25mmの基準となっていますが、理由を教えていただけないでしょうか。

コメント

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以下の資料に理由と解決方法が書いていますよ

理由:建設工事公衆災害防止対策要綱に書いています
解決方法:疑問に答える路面覆工・仮桟橋の設計・施工 近代図書に書いています

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早速、回答していただき、ありがとうございます。
①建設工事公衆災害防止対策要綱について確認しましたが、基準値として表記されており、数字の根拠について分かりませんでした。
 仮橋の支間が10m以上になる場合は、この25mmにしばられてきます。短期間(4ヶ月程度)の仮設構造物でもあり、許容応力度を満足してますので、29mmのたわみでも許容できないでしょうか。
発注者の意向も、同様な考えで有ります。できれば、再度、教えていただきたいので、よろしくお願いします。

②「疑問に答える路面覆工・仮桟橋の設計・施工 近代図書」については、現在持ってませんので、購入するなどして確認してみます。

年度末にむけて、お忙しい中、ありがとうございました。

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災害防止対策要綱、道路土工指針にある
25mmの制限は、仮橋の力学的な構造条件が以下のような場合です
・床版は主桁間を単純桁とした鋼製の覆工版
・主桁間には荷重分配作用をできる主桁間を連結する分配横桁がない

・25mmは、隣り合う主桁間で25mmの段差ができ、主桁上の覆工版の路面で角折れが生じる
 覆工版は主桁フランジにL字フックで連結されています、25mm以上でるとこのフックが壊れ
 ない保障が必要、ほかに作業者の安全も考えなければなりません

解決策
・覆工版はリースなので改良は難しいので
 分配効果のある横桁を付ける方法が最もよいかもしれません、ただし横桁と主桁の取り合いが
 リース材とは違う構造となるため、保守費用が高くなるかもしれません

・仮橋専用のリースをする

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#5193様へ
大変参考になりました。
このたわみは、2径間目の主桁架設時のみに起こるものなので、主桁上の覆工版の路面で生じる段差対策として、覆工版の上に敷鉄板を敷く位で行いたいのですが、可能でしょうか。

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敷鉄板を敷くだけでは、敷鉄板同士の段差は解消されない・・・危ない
25mmがひとり歩きしていますので、発注者の法規担当者と相談してください

中間脚を組み支柱として支間を減らしたらよいのでは?

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H700の桁本数を増やせば解決するのでは

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日本道路協会には聞いてみました?

ダメ元でチャレンジされてはいかがでしょうか。