災害前後の標高について

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能登半島地震による港関係の災害復旧設計業務を行っています。能登地震により、電子基準点が一時使用できなくなり、昨年ようやく復旧して、測量、設計、工事などが進行しています。ところが、2025/4/1から電子基準点の標高が改訂されました。これによって、今まで進んでいた設計や工事にどのような影響はでるのでしょうか。自分の担当している範囲では、改訂前と比べて18cm低くなっています。どなたか、お詳しい方がいらしたら、ご教授ください。

コメント

#9942

測定の基準点て論文などで明確に定義されていて、不動点ではないのですか?
えっ、そんな簡単に、かつ、勝手に変更されてしまうものなのですか?
これって、測定の信頼性に関わる一大事ではないですか?
なぜ、測定の基準点を変更するのでしょうか? そんな事したら今でのデーターが無駄になりませんか?
一回の変更ならいいかもしれません。問題は、変更を何度も繰り返すうちにいつの間にかに
そのデータを測定したときの基準点を見失うとかそういう言葉は乱暴ですがアホな事を招きかねない気がします。

#9947

なるほど・・・・  国土地理院が管理する電子基準点、三角点、水準点等の標高成果には、長年の地殻変動によって現況とのズレが生じています。また、標高体系の基盤である水準測量は距離に応じて誤差が累積する特徴があり、日本水準原点から離れるほど標高成果の誤差が大きくなります。(国土地理院HPより)
これですね。教えていただいてありがとうございます。ちやんと日本水準原点というのがあるのですね。安心しました。