調整コンクリートを使用する理由は?

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PC橋で用いる調整コンクリートに関して、質問です。
PC橋では横断勾配を調整コンクリートまたは舗装厚によって処理することがあると思います。

そこで質問なのですが、
何故全て舗装厚で処理せず、調整コンクリートを使う場合があるのでしょうか?
全て舗装厚で処理せず、調整コンクリートを施行することで、橋面内で舗装厚の厚さの違いが小さくなると考えられますが、それによって施行性が上がったりするためでしょうか?

ご回答頂けると幸いです。

コメント

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Asの基層が厚くなると施工が難しいのと、わだちが掘れが大きくなるのが理由です。

発注者によっては、調整コンが割れることがあるため、好まない人もいるようですが、
それは調整コンの端部最小厚を30mm以上としてないからではないかと考えられます。

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横から失礼します。
施工が難しいとは、具体的にどう難しいのでしょうか?

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1層の施工可能な厚さは70mm程度です。

橋面舗装の最小厚は通常80mmですので、表層と基層の最小厚はそれぞれ40mmです。
調整コンがなくAs舗装厚が140mmを超える場合、基層の厚さが100mmを超えてくるかと。

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その例からするに、表層は40mmで固定で、基層の厚さで調整するということでしょうか?

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そういうことになります。

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1.一つはコンクリートの方が安いからです。W=8.5mの2%勾配とした場合、大雑把にアスファルトは23800円、コンクリートはせいぜい8000円となります。
2.もう一つはアスファルトはたわみ性舗装で、暑くなれば柔らかくなります。舗装で盛り上げるとわだちたわみの原因となります。