ボックスカルバートの内空断面実績について

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跨道部における構造検討を行っているのですが、道路が専門のため構造物について2点、教えてください。
道路条件としては下記になります。
本線(自専道):幅員12m、設計速度80km/h
交差道路(市道):幅員9.5m(うち歩道2.5m)、設計速度30km/h

本線がアンダーとなる場合の構造としては、橋梁もしくはボックスが考えられるかと思います。今回の検討の中では、ボックス(現場打ち)とした場合の内空断面は15.00×6.50を想定しています。しかし、幅が15.00mというのは標準設計外であることから計算等、必要になってくるかと思います。部材厚等を求め、建築限界・土被りの確保ができれば問題はないだろうとは思うのですが、あまりにも幅が広すぎるため、採用された場合に後から問題が生じないかが心配になっています。
そこで、これまで実際に施工が行われている現場打ちボックスで、最大の内空断面がどの程度まで可能なのか、
みなさんの経験された中でされている事例を教えて頂ければと思います。


跨道橋とボックスとを比較した場合、事業費としてはボックスの方が安価になると思うのですが、現状としては跨道橋のほうが圧倒的に多いように感じています。
跨道橋を採用するということは、ボックスよりも跨道橋のほうが大きく勝っている点があるのでしょうか?

以上、2点について御教授のほど、よろしくお願いいたします。

コメント

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①その程度の内空なら、採用事例はあります。
 ただ通常の(標準設計程度の)内空断面より大きいため、
 性能規定での照査(温度荷重等含む)が必要になります。

②不同沈下等が発生しない地盤か、交差道路を止めて工事ができるか等の技術的な検討の上、OKなら、
 最近は、純然たる経済比較の結果に基づき、BOXになることも多いです。
 ただし「やっぱり普通は橋じゃない?」と、結局は橋を採用する場合もあるので、協議してください。
 (技術的、経済的にOKならBOXを採用して問題ないと思います。)

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跨道橋が計画できる場所で、カルバートで抜くと言う行為を行えば、跨道部までの取り付け道路の延長が長くなり
工事費と維持管理が高くなるのでは、また交通事故と災害時の冠水の問題もあります