土留計算に使用する水中単位体積質量

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

土留め計算で単位体積質量と水中単位体積質量がありますが、
前者はボーリングデータの湿潤密度を使用し、
後者は湿潤密度から水の単重(1t/m3)を差し引いた値を使用すると思うのですが、
計算ソフトでは(0.9t/m3)を差し引いた値にするようです。
何故でしょうか?

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

水中重量は湿潤重量から9(kN/m3)(0.9t/m3)を差し引いた値が一般的ではないでしょうか?

飽和重量 湿潤重量+1(kN/m3)(0.1t/m3)
水中重量 飽和重量-10(kN/m3)(1.0t/m3)

   ここに水の単位体積重量は10(kN/m3)(1.0t/m3)

よって水中重量は
「湿潤重量-9(kN/m3)(0.9t/m3)」

間違っていたらすみません

ユーザー 匿名投稿者 の写真

NEXCO中央研究所発行「設計要領第一集」p.1-43,(2)-?にも、

地下水位以下にある土の単位体積重量は、それぞれの表中の値から飽和土の場合は10kN/m3、不飽和土の場合は9kN/m3を差し引いた値とする。

と、あります。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ありがとうございます。
分かりやすかったです。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

NEXCO設計要領 第一集 1-47である、飽和度の場合は10kN/m3,不飽和土の場合は9kN/m3を差引いた値とするということは、1-48の表の単位体積重量は飽和重量ということなのでしょうか。道路橋示方書では水中重量は湿潤重量-9kN/m3となるのでそちらとの整合性が図れるのかが知りたいとこです。