損害保険料率算出機構では「2009年災害研究フォーラム」を下記のとおり開催いたします。
世界有数の地震国であるわが国の地震研究は世界最高水準にありますが、地震の物理現象には未解明の事項も多く、大きな地震が発生するたびに新たな事実が発見され、また、その後の精力的な調査研究によりさまざまな事象が解明されてきています。
東海・東南海・南海地震などの巨大海溝型地震については、地震活動と地震動の予測に関する詳細な研究が進められており、内陸地震についても、2007年新潟県中越沖地震や2008年岩手・宮城内陸地震等を契機として海底や陸域の未知の活断層の調査が推進されています。また、地震調査研究推進本部による確率論的地震動予測地図については、地震動予測手法や基礎データを高度化した新たな地図が2009年7月に公表されました。
そこで今回の災害研究フォーラムでは、地震活動と地震動の予測に関する最新の研究および今後の展望について各分野の専門家から話題提供をいただき、それらの内容に関する討論を行います。多数の方のご参加をお待ちしております。
■題目 :2009年災害研究フォーラム
「地震活動と地震動の予測」―研究の最前線と今後の展開―
■日時 :2009年11月11日(水) 13:30〜17:00
■会場 :総評会館/千代田区神田駿河台3-2-11
■講演者等 : [開会挨拶・討論司会]
北川 良和 山口福祉文化大学教授
[講演・討論] (50音順)
遠田 晋次 京都大学准教授
藤岡換太郎 海洋研究開発機構特任上席研究員
古村 孝志 東京大学教授
翠川 三郎 東京工業大学教授
[討論]
纐纈 一起 東京大学教授
■申込方法 : 氏名、所属、連絡先をご記入の上、E-mailまたはFAXにて下記宛先へお申込み下さい
損害保険料率算出機構 リスク業務室
E-mail:risk@nliro.or.jp
TEL:03-3233-4418 FAX:03-5281-1053
■詳細 : http://www.nliro.or.jp/