お世話になります。
擁壁の基礎底面の許容鉛直支持力の算定について検討しているとろこであります。
算定式については、道路橋示方書に準じて行うこととしていますが、ブロック積擁壁の場合は、基礎幅に対して、根入れ深さが深いので、道路橋示方書P.274の表-解9.2.4を参考に、直接基礎ではなく、ケーソン基礎として算定してよいのでしょうか?。
また、擁壁底面の置き換え基礎の場合においても、置き換え基礎厚が厚く、根入れの有効深さが、厚くなれば、同様にケーソン基礎として算定してよいのでしょうか?。
道路土工-擁壁工指針のH24改訂による置き換え基礎の自重の考慮と、道路橋示方書の直接基礎の寸法効果考慮による支持力の6割程度の低減により、置き換え基礎厚が大幅に増えてしまう計算結果に疑問が生じております。置き換え基礎の重量は、100%計上するに対し、支持力の押さえ荷重qは、1/3しか見られないことも疑問となっております。ケーソン基礎のように、押さえ荷重qを100%考慮すべきではないかと思います。