浅層埋設における管路防護についてです。 車道部において一部区間で、既定の土被り(路盤から30cm)を確保できないため管路の防護を検討しています。 関東地方整備局マニュアル「浅層埋設区間の防護方法(案)」によりますと、防護として埋設シートを使用する場合、 「舗装版舗装厚+40cm以上」と記載されています。 ここでいう舗装版舗装厚とは何を指しているのかがわかりません。 参考図をみると、上層路盤の中間あたりになっていました。 よろしくお願いいたします
舗装(版)となるとアスファルト合材ものを示していると思います。 そうなれば、表層3cm、基層4cm、アス安処理5cmとなると、舗装面から52cm下(12+40)に埋設シートを入れれば良いと思います。 舗装となると47cm下(7+40)となりますが、アス安も舗装だと間違って捉える人もいるので、わざわざ(版)と示しているのでしょう。
ご回答いただきありがとうございます。 今回想定している上層路盤は、粒調砕石です。 この場合、安定処理材を用いないため「舗装版舗装厚」とは「表層+基層」の値と考えれば良いでしょうか。
その通りです。 結局は砂利上面ー40cmを基準としているのでしょうね。 何故、舗装版を含まないかというと、道路によってはオーバーレイをするのでアスファルトは不動数値ではないと言う考えだと思います。
ご回答いただきありがとうございます。
ここからは余談になります。 例えば、表層-5cm、基層-5cm、上層路盤-15cm、下層路盤-45cmの道路の場合、舗装厚は70cm。 埋設深さは、舗装厚+30cmのため路面から100cmだと思います。 これが浅層埋設の基準に準拠すると、埋設深さは、舗装版舗装厚(表層+基層)+40cm=50cmになります。 元々100cmだったものが埋設シートを設置するだけで、50cmも浅くして良いのか疑問が残ります。 回答者様に伺っても仕方がないと思いますが、上記基準についてどう思われますか。 後学のためご意見をいただけるとありがたいです。
埋設シートはその下に管がありますよと言う表示シートですものね。(防護と言う言葉が適切か分かりませんが) 通常、管上30cmくらいに設置しなさいと言うルールだったと思います。 こちらも誤釈した感はありますが、ちょっと考えてみます。
前提条件:表層5、基層5、上層(粒調砕石)15、下層45 舗装厚Σt=70 1.管埋設土被り100cmの場合、地表-70cm(要するに路床面)に埋設シートが入る。 2.埋設土被り50cm(=舗装版厚+40cm)の場合は、地表-20cmに埋設シートが入る~舗装施工熱からシートを守れる限界位置(要するに10cmの砂利厚が必要だという事) 3.2より更に土被りが薄くなれば、埋設シートが舗装施工熱で変状するので、埋設シートの代わりに防護鉄板もしくは防護鉄板+管のコンクリ巻立となる。
考え方としては、1の埋設管土被りは100cm以上が望ましいが、これが出来ぬ場合は2、さらに出来ぬ場合は3となると言うことです。 埋設シートを入れれば土被り100cmを50cmに出来ますとは言ってないですね。 また、ここでいう埋設管とは情報管路のことを指していると思います。(排水管などではない)。 情報管路も水が溜まるため、管路の低みにはハンドホール(標準は250m間隔だったかな?)を置きます。 道路の起伏に沿って管路を入れたのでは、ハンドホールが多くなる場合があります。 低みで土被り100cmをとれば、高みではそれ以上になり、床掘ラインが現道交通の障害になる場合もあるし、回避のために軽量パネル設置も視野に入ってきますから、不経済になります。 これを避けるため、低みの土被りを薄くすることはあります。 今回の前提条件の中では、経済的な範疇で薄くする限界は50cmだということです。
質問の真意も読み取れないところがあり、当初から書いたことは忘れてもらって構いません。 参考とした図書は国総研のサイトだったかもしれません。
ようこそゲストさん
お知らせ 話題 用語解説
コメント
#9680 Re: 浅層埋設の管路防護について
舗装(版)となるとアスファルト合材ものを示していると思います。
そうなれば、表層3cm、基層4cm、アス安処理5cmとなると、舗装面から52cm下(12+40)に埋設シートを入れれば良いと思います。
舗装となると47cm下(7+40)となりますが、アス安も舗装だと間違って捉える人もいるので、わざわざ(版)と示しているのでしょう。
#9683 Re: 浅層埋設の管路防護について
ご回答いただきありがとうございます。
今回想定している上層路盤は、粒調砕石です。
この場合、安定処理材を用いないため「舗装版舗装厚」とは「表層+基層」の値と考えれば良いでしょうか。
#9684 Re: 浅層埋設の管路防護について
その通りです。
結局は砂利上面ー40cmを基準としているのでしょうね。
何故、舗装版を含まないかというと、道路によってはオーバーレイをするのでアスファルトは不動数値ではないと言う考えだと思います。
#9685 Re: 浅層埋設の管路防護について
ご回答いただきありがとうございます。
ここからは余談になります。
例えば、表層-5cm、基層-5cm、上層路盤-15cm、下層路盤-45cmの道路の場合、舗装厚は70cm。
埋設深さは、舗装厚+30cmのため路面から100cmだと思います。
これが浅層埋設の基準に準拠すると、埋設深さは、舗装版舗装厚(表層+基層)+40cm=50cmになります。
元々100cmだったものが埋設シートを設置するだけで、50cmも浅くして良いのか疑問が残ります。
回答者様に伺っても仕方がないと思いますが、上記基準についてどう思われますか。
後学のためご意見をいただけるとありがたいです。
#9686 Re: 浅層埋設の管路防護について
埋設シートはその下に管がありますよと言う表示シートですものね。(防護と言う言葉が適切か分かりませんが)
通常、管上30cmくらいに設置しなさいと言うルールだったと思います。
こちらも誤釈した感はありますが、ちょっと考えてみます。
#9688 Re: 浅層埋設の管路防護について
前提条件:表層5、基層5、上層(粒調砕石)15、下層45 舗装厚Σt=70
1.管埋設土被り100cmの場合、地表-70cm(要するに路床面)に埋設シートが入る。
2.埋設土被り50cm(=舗装版厚+40cm)の場合は、地表-20cmに埋設シートが入る~舗装施工熱からシートを守れる限界位置(要するに10cmの砂利厚が必要だという事)
3.2より更に土被りが薄くなれば、埋設シートが舗装施工熱で変状するので、埋設シートの代わりに防護鉄板もしくは防護鉄板+管のコンクリ巻立となる。
考え方としては、1の埋設管土被りは100cm以上が望ましいが、これが出来ぬ場合は2、さらに出来ぬ場合は3となると言うことです。
埋設シートを入れれば土被り100cmを50cmに出来ますとは言ってないですね。
また、ここでいう埋設管とは情報管路のことを指していると思います。(排水管などではない)。
情報管路も水が溜まるため、管路の低みにはハンドホール(標準は250m間隔だったかな?)を置きます。
道路の起伏に沿って管路を入れたのでは、ハンドホールが多くなる場合があります。
低みで土被り100cmをとれば、高みではそれ以上になり、床掘ラインが現道交通の障害になる場合もあるし、回避のために軽量パネル設置も視野に入ってきますから、不経済になります。
これを避けるため、低みの土被りを薄くすることはあります。
今回の前提条件の中では、経済的な範疇で薄くする限界は50cmだということです。
質問の真意も読み取れないところがあり、当初から書いたことは忘れてもらって構いません。
参考とした図書は国総研のサイトだったかもしれません。