舗装設計CBRについて

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今回、3箇所の地点でCBR試験を行い、それぞれの地点CBRが49.8、9.9、4.4という値になりました。この3箇所のデータでの最大値及び最小値の棄却判定では、すべての値を棄却せずに使用することとなり、平均値は21.4、標準偏差は24.8ということで、区間CBR=21.4-24.8=-3.4というマイナスの値となってしまっております。この結果ではマイナスの値ということで、CBRが3未満となり、路床改良が必要となる判断でよいのでしょうか。それぞれの地点CBRは3以上なのに、路床改良が必要という判断は間違っているのではと思います。平均値から標準偏差を引いてマイナスとなる結果は初めてですので、この場合の対処方法がわかればご教示お願いいたします。

コメント

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舗装補修工事を想定してコメントします。
CBRの計算については、すっかり頭の中から抜け落ちてしまったので詳細については他の識者の見解にお任せするとして・・・。
自分の場合、極端にCBRが異なる時は、対象となる道路の生い立ちをチェックしていました。中山間地の道路であれば、山切区間と盛土区間とか、盛土区間でも谷を埋めたようなところであれば、差し水の有無とかで土質試験の結果は変わってきます。一方、平地であれば耕作地に盛土をして拡幅をしている場合はCBRの結果に大きなバラつきが見られます。田舎の道路で教科書通りに千鳥で土質試験をやった場合にはありがちです。
現役の頃に、200m程度の区間だけ舗装構成やCBRが他の区間と異なる現場の相談を受けたことがありました。国土地理院で公開している航空写真で現場を見比べたところ、その付近で過去に住宅団地造成があり、その取り付け道路のため交差点改良が行われていたことがわかりました。
舗装補修って軽く見られがちなんですが、道路の機能にとって非常に重要なので、関係者間でしっかり検討することが大切だと思います。

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路床CBRでその値は%と言う事で判断しますが、49.8はほとんど砂利か軟岩の類ですし、4.4というのはぼちぼちのレベルかなと思います(なんとかなるレベル)。
これらを足して平均するなど、常識的ではありません。

あくまで路床CBR(要するにCBR試験の値から来るもの)で設計CBRではないですよね。
49.8というのは既に改良済み区間ではないかと思います。

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棄却判定をするためにCBR3箇所はよくありますが、土地条件図などを参考に同一地形にあるのかを見極め、試験数を提案する必要もありそうです。