路床安定処理工の品質管理基準の必須項目で『現場密度の測定』とありますが、元になる土の締固め試験はセメント又は石灰を混合した土で最大乾燥密度・最適含水比を求めるのでしょうか?あくまで現状土でいいかとおもうのですが。
結論から申し上げますと、改良土の最大乾燥密度が基本です。改良すると乾燥密度がかなりアップするのはおわかりだと思います。極端な話をすれば、現状土で管理すると余り転圧しなくても密度が出る状態になってしまいます。それでは、将来の圧縮性も問題となってしまいますよね。 ところで、現状土の自然含水比がかなり高い場合は、改良後も所定の密度が出ない場合があります。そのような場合は空気間隙率や飽和度で管理すればよろしいかと思います。
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#876 改良土の最大乾燥密度が基本
結論から申し上げますと、改良土の最大乾燥密度が基本です。改良すると乾燥密度がかなりアップするのはおわかりだと思います。極端な話をすれば、現状土で管理すると余り転圧しなくても密度が出る状態になってしまいます。それでは、将来の圧縮性も問題となってしまいますよね。
ところで、現状土の自然含水比がかなり高い場合は、改良後も所定の密度が出ない場合があります。そのような場合は空気間隙率や飽和度で管理すればよろしいかと思います。